過去日記ログ
注:古い日記ですので、情報の誤りや、今とは違う価値観で書いているものがあります。
閲覧に当たっては、充分にそれを念頭に置いて下さい。


08/12/05
金曜日
SOUND BOOK
nothing -novel-
真藤順丈 [地図男]
更新箇所
なんでもレビュー、小説に「地図男」追加

 真剣にこの日記部分をブログに変えようかと考え初めて数ヶ月。
 日記更新のネタが軽く浮かんでも、ビルダーを立ち上げて日記とログとトップを編集してというほどのネタではないので、書こう書こうと思いつつ書けない状態。
 んー、もっと手軽に気軽にやっていくべきなんだろうなぁ。

 11月は太極拳の試験があったのでちょっと余裕がありませんでしたが、9月と10月はどないやねんというと、「別サイトばっかり更新してましたごめんなさい」となるわけで。アカンねw

 衝動買いした「地図男」という小説を読み終わり、そのままレビューを書き上げたので更新と相成りました。

 相変わらずトップには記載してないけれども、拡張サイト「英雄の故郷」は週3〜5回は更新しております。
 そっちで記載しているアラニアの情報も纏めたいんだけども、英雄の故郷に載せているショートショートが既に28万7033文字。纏める以前に読むだけで一苦労ですw
 ぼちぼち真面目に纏めないと設定関係に齟齬が出そうなので、まとまった時間が取れたら纏めてみよう。そこから、ESIO用に再編集してアラニアで公開という流れになるかと。

 先日久しぶりに姉と義兄が遊びに来たので、レースゲーム大好きというかグランツーリスモが大好きな義兄のためにPS3をセッティング。
 初めてダイニングのワイドTVとPS3を繋げてみたけど、S端子で繋いでなお綺麗とは恐れ入った。
 その辺の影響もあって、更には近隣の部落の方々が何故か私が住んでいる所も含めて「ケーブルTVに加入しないとTVを見れないようにする工事」を推し進めてしまい、TVが見るのにチューナーが必須になってしまったので、HDMI端子が使える24型PCモニタを3万6000円で購入。
 ……今までまったくプレイしてなかったグランツーリスモにどっぷりハマるぐらい、劇的な綺麗さです。
 これまでは20型4:3液晶TVだったので、地デジやPS3のゲームは上下がカットされてしまい、14型かそれ以下ぐらいの表示範囲しか得られていなかった事もあって、なんとも快適。
 問題は、HDMI端子でのみ接続しているから、アップスキャンコンバーターを買わない限りPS2が使えない&TV見るときとPS3する時でいちいちHDMI端子をつなぎ替えないといけないことか。

 しかし無駄なコストが掛かるものだ。
 私が小学生の頃には既に学校では「部落」という物を習わなくなっており(4歳上の姉の時はギリギリ触れる程度に教えていたらしい)、差別もくそも存在を知らないから差別しようがない状態になってました。大阪は部落系がどうのというのをよく目にすると思いますが、若者はそんなもんです。
 ただ、知らずに部落地域に足を踏み入れると通りがかった地域住民に睨まれたりして、違和感を覚えることはしばしば。
 まあそれでも特に今更差別も何もないだろうと普通に過ごしてきたわけですが……こうも財布に直撃すると恨み節も言いたくなりますねw
 どうやらその部落の代表の方が、そちらの町内会でもない私の近所一帯を含めて、「○○地区」として纏めてケーブルTVに工事の要請を出したそうです。で、それがあっさり通るわけで。ケーブルの人もかなり困ってたようですが、行政側が味方なので何も言えず、我々が文句言っても時既に遅し。
 その計画が耳に入ったのは「工事するのでケーブルに加入しないとTVが映らなくなります。説明会を先着で行います」という手紙が来てから。
 既に工事は決定だから揺るがず、後日「同意書」なるものが配られ、更にはケーブルTVの人が「当然この○○地区一帯の住民は全員同意する」という前提で度々同意書の回収に来たというわけです。
 が、うちがそうやすやすと押し付けられた契約に乗るはずもなく、「別のケーブル会社と契約するので結構です」と突っぱねて一足先にケーブルに加入しました。
 まあ元々越してきた際に「町内会に入りたいなら近所の神社の氏子になれ」と言われて、「なんじゃその信仰の自由も無視した無茶苦茶な条件は」と親が怒ってたのもあってか、町内会にさえ入れないのにこういう契約の時には相談もなしに巻き込むという姿勢が気に入らなかったんですねw
 うちの近所一帯は皆そんな理由で町内会に入れて貰えなかった新興住宅地なんですが、さすがにケーブル問題はね除けたのはうちだけだったようです。
 それもそのはず、一般契約よりも月額が安いんです。
 で、部落地域の人はその安い状態から更に値引きが入って工事費も無料ときたもんだ。
 逆差別万歳w
 なるほど、こうして利権や特権を目の当たりにして逆差別への不満が禍根として残るんだなぁという、良い事例です。めんどい!

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09/02/13
金曜日
SOUND BOOK
nothing -novel-
上遠野浩平 [わたしは虚夢を月に聴く]
更新箇所
英雄の故郷:日記と調査を更新

 幼馴染みが結婚する事になりました。おめでとう!
 ということで、来週二次会に呼ばれてるんですが、姉貴の引っ越しもその周辺になったそうで、二次会参加できるかはちと怪しいところ。
 まあ二次会ならいいよね! という気がしないでもない今日この頃w

 さて、相変わらず英雄の故郷は更新してるけど、日記を書くほどのネタがないので日記をサボリまくっているという現状です。
 ……いや、ネタがあっても書くのを忘れるというのが正しいのかw

 先月は小説の師匠の旦那さん宅で久しぶりに学友諸兄と鍋をつつく。
 いつもは師匠の命日を少し過ぎた6月頃にお邪魔して、年末には忘年会という具合に2度会うのですが、去年はどちらもなかったので随分と久しぶりでした。
 まあ久しぶりでも学生の頃と同じように、さも昨日も教室で喋ってたようなテンションで会話出来るのは、中々希有な集団と出会ったものだと思います。
 丁度別の地方に住んでいる学友が、これまた友人の結婚式の二次会のために大阪に来るというので、その日を基準にしてスケジュール調整をした感じです。とは言え、全員が揃うことは無いのだろうなと思ってたんですが、連絡が取りづらい上に風邪をひいたという大佐が仕事を終えてからやって来たので、久々のフルメンバーでした。
 フルメンバーという言葉を使う度に、酒飲んで暴走して自爆して去っていった某氏を思い出すのですが、彼は元気なのでしょうか……。「いつか自分を変えて帰ってくるよ!」みたいな意思表明以降音信不通です。借りているCDやビデオや小説をどうしたらいいのだろうか。というか貸しているスターウォーズのDVDはまだ残っているのだろうかw
 そんな状態で既に数年です。時が流れるのは早いです。最近はその早さがちと怖くもありw

 ネタが無いとか言っておきながら、そう言えば眼鏡も買い換えたのでした。
 なんだ、あるじゃないかネタw

 上が初代眼鏡で、下が二代目眼鏡です。
 初代の方は付けたまま寝て下敷きにする事2回、道路に落とす事2回、付けたまま風呂で長時間読書数えきれずと酷使したのでボロボロです。各種のコーティングが剥げまくりです。
 二代目は上半分が遠視用で下半分が近視用だったかな、そういうパソコン作業向けの眼鏡です。
 私はとにかく眼鏡を付けていると実感させられるのが嫌いなので、フレームなしがまず基本。近年流行りのメガネメガネしたデザインの奴なんかは論外。角張ったレンズも却下。ついでにとにかく落ち着いた色じゃなきゃ自分で付けてる姿を見て気持ち悪くなるので、できるだけ落ち着いた感じのものを。そうして無駄にこだわった結果、探すのに随分時間が掛かってしまいました。
 お値段は……約4万7千円だったかな、本来は。たまたまオカンの買い物に付き合った帰りに眼鏡屋へ寄ったせいでオカンが一緒にいたんですが、いざお値段の話になった途端にソファでくつろいでいたオカンが登場、いきなり「端数まからんの?」と値切る。アンタ、この店の雰囲気でよく値切れるなw まあしかし店の方がかなり困った顔をしながら値切りに応じてくれました。数千円単位で……。
 顔色一つ変えず、さも当然のように値切った母が帰り道で「何百円の部分を無くしてと値切ったつもりやったのに、まさかこんなにまけてくれるとは」と呟いたのを聞いて、大阪のオバサンは強いなぁとしみじみ思ったのでありました。何か後日聞いたら、オカン店の人に顔覚えられる程度にはお得意様だったらしい。それでかw

 オマケ

 ガンダム00のテコでも動かん人も買いました。
 MIAからフィギュアレビューを始めた私としては、HCM-pro(完成品の200分の1サイズの「プラモ」)よりも、どうしてもROBOT魂(MIA、超合金魂等の技術を集めた、コレクター事業部の完成品アクションフィギュア)の方がしっくり来るなぁ。
 どちらも一長一短。
 HCMの方は小さいのにやたらと細かく、ディティールも凝っていて良く動く。ROBOT魂は三種の素材を用途によって使い分けているのが成功しているけれども、まだちょっと手探り感が残る。どっちもかゆいところに手が届きかけてるんだけども、微妙に届かない感じw
 共通点は「物価と中国人件費上昇により、値段が高くなってしまった」という所かな。
 ROBOT魂自体が、それでMIAの売りだった「安価」が維持できなくなったから終了させて、こちらを発足したという感じなので、まあある程度の値段になるのは仕方がない。
 ただ、両方とも最近は4000円〜5000円クラスの商品を連発しているので、ちと付いていくのがしんどいね。
 プラモとかも最近は7000円クラスが平気で出てきているので、やっぱり全体的に値上がりしているんだなぁと痛感。
 シナンジュとか格好良いんだけども高すぎ&でかすぎて手が出せない。
 ま、それを言うならGFFのゼータプラスなんて定価18900円でもっと手が出ないんですけどねw
 赤バージョンと両方買う猛者はいる……んだろうなぁ、きっとw 格好良いのでガノタなら一見の価値有りです。

 後は……インフルエンザのパンデミックについてかな。
 ただこれは長くなりすぎるので今回は割愛しようかと思ってますが、本気で危ないので皆さん自分で調べるだけ調べて対策することをおすすめします。
 私の住んでる市は、何年か前の厚生労働省の発表を鵜呑みにして「予想される死亡率2%」とかやってますが、海外での死亡率は現在62%越えています。09年2月11日現在で、世界で407例確認の、254例死亡。ただしこれは「確認された症例の数」でしかなく、主に中国から鳥を密輸している国や、中国国内での正確な症例数の確認は難しいわけで……。
 外出時にはマスクを着用するというだけでもかなり違うので、本当に気を付けてください。マジで。
 とりあえず我が家は、8週間分の備蓄食糧を用意して、親父の仕事場にはシャープのプラズマクラスターを買ってきました。
 また、マスクは医療関係と交友の多い親父がイチオシのMORSE GUARD(モースガード)を用意。親父が友人から3割引で箱買いして来ました。送料とか振り込み手数料とかごちゃごちゃして結局は2割引になっちゃったそうですがw
 まるでアフィサイトの如きリンク量ですが、まあそれだけの対策は必要ですよと。まだ私の実感としては「足りてない」という感じなのですが、中々難しい所です。
 とにかく、まずは「外に出るならマスクを付ける」を徹底してくださいな。口の周囲を湿度で守るというのが重要なので、使い捨てのサージカルマスクがオススメ。理想はさっきのモースガード。機能が高いわりに、N95のような最強マスクとは違ってまだ呼吸がしやすいので。

 そんな感じで今日はここまで。ではまた。

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09/05/29
金曜日
曇り
SOUND BOOK
ZABADAK [旅の途中] from"平行世界" -novel-
なし
更新箇所
ようやく移転報告

 前回インフルエンザのパンデミックについて書いてから早3ヶ月。
 東南アジアからの鳥インフルを警戒してたら、なぜか南米からの豚インフルが猛威を振るっていました。
 私の生活圏もどっぷりと感染者が出ているわけですが、私はいつもどおり普通の風邪をひいています。

 さて、今更の報告になりますが、移転しました。
 最早旧XREAの転送設定は早々に削除してしまったので、こちらでのみ更新していきます。

 移転理由は、XREAのエラーがあまりにも多すぎるという事。
 エラーが年々増えるわりに、対応はどんどん悪くなり、更には容量が10MB以上余っていたにも関わらず、容量オーバーという事で偽島で使用していたギルドBBSが過去ログごと消し飛びました。
 更にはユーザーページにログインしようとしても、パスが違うと言われ、パスの再発行を押しても「メールを送りました」と書かれるだけで一向に送られて来ない……。
 仕方がないからサポートに報告しようとフォームに入力して送信押してもエラーが出て送れず……何なんだコレとw
 ESIOのみ見ている方には、ESIOって1日の利用者2〜7人ぐらいでしょってな感じなんですけども、コンテンツの一つである偽島用サイト「英雄の故郷」は3万HITを越えておりまして、攻略のお供に2chの本スレにも入れて頂いている解析データの合成表まとめは月に4000〜1万6000という利用者数なので、これ以上閲覧不能のエラーが出たり、更新出来ないエラーが出たりというのが続くとヤバイなという焦りがあったのでした。
 業を煮やしに煮やしまくって、数日間手を変え品を変えようやくサポートに報告が成功!
 さあどうなる!→「XREAは無料サーバーだし、規約違反者が負担かけまくってるから、正直サポート無理、というか放置したい。有料のVALUE DOMAINに移ってくれるならサポートするけどゴメンね!(意訳)」
 そんなあまりにも正直なお返事に思わず笑ってしまい、別件でさくらインターネットと契約する必要があったので、そのサブドメインを使って移転をした次第です。

 本来ならリンクして下さっているサイトさんに挨拶回りに行くべきなんですが、この通りの更新頻度なので、わざわざ催促するような事はせずに、気がついたときに気が向いたら変更して貰った方が良いのかなと。切るチャンスですぜ!w

 そして本日SNK PERFECT DATABASEの方もサブドメインを使って移転しました。
 こっちはinfoseekのiswebを利用してたんですが、親会社が楽天に代わって以降バナー広告がどんどん酷くなっていって、最早我慢の限界ということで切りました。
 主な酷い広告。
・バナー広告の横にInfoseekニュースの見出しが付いてレイアウト崩れ
・↑の状態から更に横にミニバナー広告が付いて更に見づらく、そして重く
・↑から更に、画面の3分の1〜半分近くが巨大画像広告で潰されてレイアウト&利便性崩壊
・ようやくミニバナーが消えたかと思いきや、今までなかった下部にも同じバナー広告スペースが……重い
・Infoseekニュースの見出しがゲンダイの低俗記事見出しに代わり始めて、全年齢サイトとしては眉をしかめる
・ニュース系が下部バナーに移ったと思ったら、今度は教えてgoo的な楽天のパクリコンテンツの見出しに変更、やっぱり低俗なのが多く……
・上部バナーにFLASH広告を導入。FLASH広告が表示されている間、FC2のアクセス解析と喧嘩してページが表示されなくなるエラー
・↑の状態から半年以上経ち、まだバグ改善されないまま、同じFLASH広告が2、3日にわたって表示される
 最後の状態で、JAVAオフにしてカウンターを見たら「昨日25」とかになってて移転決定でした(通常は80〜150)。

 Infoseekはメールの方も楽天が親会社になってから、ログイン画面の前に楽天のメルマガ加入画面が乱入してきて、チェックボックスに気付かずにメール画面に進んでしまうと契約完了になるという悪質な例が何度もあり、更にはInfoseekのメルマガ(という名の楽天のメルマガ)が1番良く届く公式スパムとなってしまいました。
 楽天市場は便利なんだと頭では理解しているものの、例のライブドアと喧嘩してた事やら、これらのサーバーやメールサービスの劣悪化で、どうにも利用する意欲が下がってしまい、忌避するようになってしまいました。

 ともあれ、これでESIO、SNKPD共に容量や広告に悩まされずに済みそうです。

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09/08/05
水曜日
曇りのち雨
SOUND BOOK
nothing -novel-
なし
更新箇所
ここだけー

 のんびりしてたら、今日で解説してから9周年でした。
 10年目に突入ですよ、凄いな、長期サイトだ!w
 生きてるんだか死んでるんだか解らないような更新速度でのんびりやってますが、そののんびりこそが「ホーム」ページだなぁと、しみじみ思います。

 6月下旬に、2年間参加していた偽島がGMさんのHDDクラッシュにより強制終了となってしまいました。
 その偽島の繋がりを絶やしてしまうのが残念すぎて、気付けばTwitterとか始めてしまいましたよ。Twitというツールと併用するととても快適。気付けば偽島内では(PLチャットも含めて)直接交流した事の無かった人とも繋がりが出来て、なんだか不思議な面白さがあります。
 IDはCrymsonsnkpdなので、Twitter導入している人はどうぞー。

 さて、その偽島で書いた「ヴァン日記」を編集中でございます。
 日記といっても「参加キャラクターの日記」であり、言ってみれば「制限文字数の限界まで毎週書き続けたショートショート」です。
 1回辺りが大体原稿用紙にして14枚前後。
 休止期間含めて2年間参加していたので、総量が原稿用紙で1100枚〜1200枚ぐらいあります。
 それを、偽島特設サイトの「英雄の故郷」だけではなく、このESIOのコンテンツとしても公開しておきたいなと考えまして、編集しているわけです。

 アラニアのキャラを使っているけれども、舞台はGMさんが用意したゲームで、仲間は他の友人らのキャラ(つまり世界も設定もバラバラ)なので、系統別に分けています。
・偽島の遺跡内を舞台にした日記
・偽島の遺跡外にある(アラニア登場キャラの)酒場を舞台にした「偽島」と「アラニア」の境界的な日記
・ヴァンの過去を語る日記(実質アラニア外伝。これが日記のメイン)
・唯一連載という形で話を続けていった、ヴァンと伝説の竜の短編
 この4種類が今の所の分類です。
 ここから更に、読み返してちゃんと最低限見れた話になっているかどうかをチェックして、傑作選みたいな一種のベスト盤に纏めようかと考えています。偽島不参加の人が日記を読む際のためのキャラ紹介や、逆に過去回想の形をとったヴァンの過去(アラニア)を語るための設定やキャラ紹介なども作ろうかなぁ。

 ……この作業始めた切っ掛けって、「偽島のエピローグを書こう」というものだったんですよね。
 エピローグを全5話ぐらいで書こうと考えて、1話で偽島の崩壊、2話で偽島で組んだパーティーの解散、3話でヴァンやボルのアラニア世界への帰還と、ヴァンの10聖騎士入り、4話でヴァンが初めてカーズと会った際の事などを書いて、5話でヴァン、ボル、クレイの双剣衆が軍に立ち向かう話か、老いたヴァンが人知れず最後の旅に出る所を…………とか思ってたんだけども、まだ完成してないのです。6月下旬に終わった偽島なのに! 書き始めたのが7月中旬だったんですが、まだ1話しか出来てないのですよ。
 なぜに他の話が出来ておらず、しかも偽島日記の編集&公開作業などをしているかと言いますと、「やっぱりエピローグというからには、その前の日記たちを読んで欲しい」→「1200枚を最初から読めとかつらすぎる」→「じゃあ読みやすいようにまとめよう」という自然な流れっ!
 ついでに、唯一完成している第一話が13,943文字だったかな、あまりにも長くなり過ぎたので、この長さを読むためには、やはり過去の日記で「結末が見たい!」と思って貰わないと読んで貰えないだろうとw

 流石に文庫本3冊ぐらいある量を読み返して、分類して編集してなので、時間が掛かっています。
 掛かっていますが、自分で読んでいても「お、結構面白いやん」と思える話もありますので、完成した暁には良い暇つぶしになるかも! ……消極的な自信だw


 なお、基本的に「〆切日の前日夜〜当日朝、下手したら〆切3時間前に考え始めて、一気に原稿用紙換算14枚前後を書く」、「ヴァンを主体とする時はカタカナ語を会話、地の文共々、極力使わず、言い換えが可能で不自然でない場合は全て漢字で書く」、「文字数稼ぎの記号や改行、会話の多用は自重する」という制約を設けて書いています。
 定期更新型ネットゲーム用に書いた文章とは言え、それなりのプライドを持って日記ランク1位を開始直後から終了まで守り続けてきたので、まとめが完成したら読んで頂けたら幸いです。
 ちなみに、この2年ずっと書き続けて来たという事は、休止期間と「偽島の遺跡での冒険」話を除いて、毎週アラニアの世界を書き続けて来たことになります。ヴァン日記の中でも様々なアラニア世界の事柄が語られており、現在連載休止が続いているアラニア本編に出てくるカーズの家族やタトゥスに関しても書いてあります。タトゥスの祖父は元より、子供時代のタトゥスもちらりと。世界の構造の核心に触れる事や、まだ本編未登場の国についても書いているので、その辺りは「本編再開するまで公開しない方が……」とも考えたけども、それはそれ、気にしない!

 時間を作って、ちゃんとプロットを練り直して、一気にアラニア本編も書きたいなぁ……などと思いながら、9周年の日記はここらで終了っ!
 22時半だというのに、今日まだ1食も口にしていないのでお腹が限界ですw
 それでは、10年目のESIOものんびりとよろしくお願いします。

--23時11分、追記--
 やっぱ挨拶だけで終わるのもアレだよね!
 ということで、先述のヴァン日記まとめの中から、ただ1つまとめ作業が終わっている「唯一連載という形で話を続けていった、ヴァンと伝説の竜の短編」を公開しときましょう。
 既にヴァンって誰よという状態だろうから一応その説明も。

名前:ヴァンドルフ・デュッセルライト

・共通設定
 双剣を扱う傷だらけの傭兵。
 特殊な能力を一切持たず、無敵でもなく、負け続けても立ち上がり続けた結果の強さを持つ。
 生まれ故郷は戦火で失い、彼を拾った傭兵団も戦争で全滅。
 物心ついた時から戦場で戦い続け、様々な知己を得てきた。
 弟子も含めて「ヴァンドルフの双剣衆」と呼ばれる高名な傭兵となる。
 自分にあった武器の探索、創作も続けており、多彩なコネで色々な剣や装備を作る。
 知己の中で最大のコネクションは、赤き魔導王の異名を持つ大賢者、ホリン・サッツァ・トラウム(彼との関係などは編集中のまとめで)。故人ではあるが、アブカントの英雄、黒衣の双剣将軍アズラス・スルーシーも、若き日のヴァンがのし上がるために重要な役割を果たす(けど、こっちも編集中のまとめで)
 使っていた剣の名前から時期によって、白双剣のヴァンドルフ、黒双剣のヴァンドルフなどと呼ばれていたが、今は二人の高弟に剣を譲っており、ボルテクス・ブラックモアが黒双剣、ソルトソード・クレイモアが白双剣の二つ名を継いだ。
 ヴァン自身は終世の剣となる刃の無い双剣、光双剣を持つ。

・アラニア本編の設定
 世界に名だたるアヴァロニアの「十聖騎士」の一人で、"暁の剣聖"と呼ばれる。年齢は50代後半〜60代前半。
 "光双剣のヴァンドルフ"の二つ名を持ち、間合いを自在に調整できる光の刃を振るう。
 主人公カーズ・リム・ダグスが幼少の頃に出会い、後に師となる。
 世界最強の傭兵として有名で、使える国を持たず、決まった家も持たず、世界中を旅し続けている。
 冷徹さと陽気さをコントロールした老獪さを持つが、基本的にはストイックな男。

・偽島での設定
 光双剣を完成させた直後で、とある王宮に客人として招かれて無為な生活を送っていた。年齢は43歳。
 数ヶ月前に起きた事件により、"暁の鬼神"と呼ばれており、元々の高名さに加えたその一件で十聖騎士に勧誘されるのではないかと噂されている。
 20代の頃に孤島(偽島の旧作、第3期ALIVEの島を含めて、このシリーズの島を「孤島」と表現)で修行をした際の、「足を踏み入れれば年齢、性別、経験、知識全てが平等に能力を制限され(ゲーム的に仕方がないのですw)、常に死と隣り合わせの世界(偽島以前は敵に負けると食料などを奪われ、飢えると能力がどんどん落ちていき、最終的にはキャラ削除、つまり死が待っていました)」という環境で生き抜いた日々を思い出し、今の高名になってしまった自分と照らし合わせてしまう。
 弟子のボルテクス(4期ALIVEで使用、偽島でも酒場の親父として準レギュラー)に黒双剣を継がせる際に派遣した別の孤島(4期ALIVE)と、ヴァンに破れて孤島に辿り着いた魔人ジーン・スレイフ・ステイレス(呪われた黒い魔剣を持つアラニアキャラ。TRPGでも使っていたので、仲間が参加する際にキャラと設定を貸し出してボルと絡ませた)が100日に満たない滞在で見違えるほど心身共に強くなった事を思い出す。
 彼らのあの目の輝きを、今の自分は失っているのではないか、自分はどんどん腐っているのではないか、そう思った時、ヴァンは再び孤島へと旅立つのであった。
 ということでやって来た島で仲間と遺跡に潜り、勝手に付いてきた挙げ句、遺跡外に酒場まで作ってしまったボルの所で酒を飲み、そして過去の歴戦を語るのがヴァン日記です。
 ちなみにまだ老獪さを持つ前なので、ストイック成分が多く、たまにつまらない洒落を言おうとしてやめたり、言ってしまって誰も気付かないのに一人でこっそり恥ずかしがるおじさん。

 そんなヴァンの過去話。
 原稿用紙合計93枚、全6話+αの短編、The Arania Story外伝『セグラッツとの邂逅』です。



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