なんでもレビュー
| The King Of Fighters'99 EVOLUTION | |||||
| メーカー：SNK（現SNKプレイモア） PC版：サイバーフロント |
機種：ドリームキャスト、パソコン | 点数8.5 | |||
| 価格（DC)：5800円（税別） 廉価版（DC)：2800円（税別） 価格（PC)：7800円（税別） 廉価版（PC)：3800円（税別） |
ジャンル：2D格闘アクション | 発売日（DC）：2000年3月30日 廉価版（DC)：2001年9月27日 発売日（PC)：2000年12月22日 廉価版（PC)：2002年11月7日 |
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| PS2ソフト「THE KING OF FIGHTERS ネスツ編」に、99・00・01のネオジオ版とDC版の両方が収録されます。 99のDC版はこのEVOLUTIONなので、これから購入をご予定の方はPS2版をおすすめします。 |
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四種類出ていますが、私の持っているのはDC通常版とPC廉価版だけです。 現在ではPC廉価版以外は手に入れにくいので、最上部のタイトルから飛べるAmazonのリンクもPC廉価版のものにしてあります。 KOF99の名前は付いていますが、ゲーセンのKOF99とは別物と思って良いほど改良されています。とはいっても、ゲームバランスなどではなく、その他の点が。 SNKの死期を早めたんじゃないかと思うほど力入ってます。 背景は全て3Ｄでポリゴン化した後、2Ｄのテクスチャを貼っています（今ではそう珍しくありませんが、当時の技術力から考えると結構な無茶）。 よって、2Ｄ格ゲーの雰囲気は損なわずに、大迫力で奥行きのあるステージを実現。画面写真とかで見ていた時は「大した事ないやんか、アホな事してんと早よ出せよな」とか思ってましたが、いざプレイするとかなり驚きました。初プレイ時には友人達と「うおぉぉっ」とか叫びながら妙に興奮していたのを覚えています。 迫力があるだけではなく、ステージの追加や変化もあります。 また、この作品から3vs3ではなく4vs4に変わり、選手3人+ストライカー1人の図式になりました。 99EVOでは、ストライカーにも追加があります。 エキストラストライカーという家庭版オリジナルのストライカーです。使用条件は、アーケードモードで貯めたAPによる購入。 最初から使えるエキストラストライカーはKOF2000からの先行収録であるヴァネッサ、セスの二人。 一応エキストラストライカーの使用条件を書いておきます。
凱と翔を手に入れる方法なんですが、結構大変です。 DCなら、諦めた方がいいかもしれません。 条件はネオジオポケットのソフト「バトルDEパラダイス」でポイントを貯めて出現させ、DCと接続する事により使用可能。私はこのソフトを持っていなかったため、普通ならば入手できないところだったんですが……DCのインターネット接続機能を使って、ソフトから特設ページにジャンプし、タイムリリースでダウンロードできました。しかし、SNKが潰れた今となってはそれも不可能でしょう。 PC版ならば、最初から隠しストライカーは使用可能です。他のストライカーはDCと同じく集めなければいけません。 ストライカーはジャスティス・ダークの合計で、実質22人のストライカーが追加されています。 この中で、京SP・アテナSP・アルフレッドを除く全員のジャスティスストライカーはKOF2000でアナザーストライカーとして追加されていますが、上記3名と全キャラのダークストライカーはこの作品のみのオリジナルです。ダークストライカーは動作も性能も色も全てが違います。京とアテナに至っては作中では見られない私服姿と制服姿です。今作のみのトリッキーなストライカーは盛り上がること必至です。多少卑怯くさいストライカーも居ますが……ダーク翔とか京SPとかダーク翔とかダーク翔とか（ぉぃ また、家庭用では最終ボスのクリザリッド（最終戦版）が使用可能になっている他、アーケード版では隠しキャラだったオリジナル京と庵も使用可能です。 システム面でも、ちゃんとポーズ中にコマンドリストが参照できるうえ、派生技やスーパーキャンセル対応技がわかりやすく書いてあるという親切さ。 PC版のメリットとデメリットも書いておきましょう。 メリットとしては、隠しストライカー使用可能、壁紙や雑誌掲載時の表紙イラストやオフィシャルキャライラストを収録。 デメリットとしては、友人との対戦がしにくい、WinXPだと修正パッチを落とさないとラスボス戦前後にフリーズする。 という、それぞれ二点ずつが思い当たります。私のPCは日立Priusの02年夏モデルなので動作環境としては充分のはずですが、それでも多少動作が怪しい時はありますので、隠しストライカーを入手できる手段があればDC版を買うことをオススメします。私がDC版を持っているのにPC版を買った理由はDC本体が不調なのが主な理由です。 PC版のスペックは、 CPU：Pentium 233MHz以上 対応OS：Windows95,98,Me,Xp メモリ：64MB以上 HDD：300MB以上 メデイア：CD-ROM(4倍速以上のドライブが必要) その他：ビデオカード:VRAM 8MB以上、Direct3D、3Dアクセラレータに対応したAGP接続のもの 対応ブラウザ:Microsoft Internet Explorer 4.0以降 他DirectX 7.0a以降が必要 ※OSに対応した4ボタン以上のゲームパッドに対応 一部Amazonより引用。 現行のパソコンならまず間違いなく動くはずです。ちょっと古いパソコンでもよけいなソフトを切っておけば動くと思います（私の場合もそうですし）。 修正パッチはこちらからダウンロードしてください。 元々のKOF99のゲームバランスが大嫌いだと言う人以外は買いでしょう。SNKのド根性を是非とも味わってみてください。 ちなみに、KOF99からKOF99EVOにするために、新作一本分くらいの費用がかかっているそうです。なるほど納得。 |
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