過去日記ログ
注:古い日記ですので、情報の誤りや、今とは違う価値観で書いているものがあります。
閲覧に当たっては、充分にそれを念頭に置いて下さい。
09/12/06 火曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
Laguna [Chase a Dream !] from 2ndアルバム"息吹" |
-comic- ゆうきまさみ [機動警察パトレイバー1〜7] |
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更新箇所 入口:動作確認ブラウザをSleipnir2.47に変更 レビューの小説に:「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」を追加 下記備忘録更新 |
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更新しようしようと思って2週間。あっちもこっちも滞ってました。 久しぶりにレビューを更新しました。 ちょっとリハビリみたいに、10日〜14日に1回、月2〜3回はレビューを更新するようにしようかなと考えていますので、こういうのをレビューしてほしいというのがございましたら、お気軽にBBSなりweb拍手なりでお知らせ下さい。 さてさて、元juno&uneのjunoさんだった中山武大さんのユニットLagunaさんの新譜が発売になりましたよ。 即購入して聴きまくってますが、聴き込むというレベルまで聴き込んでないので感想メールなどは送ってません(汗) 2枚組26曲入りの送料+代引き手数料込みで3000円はお買い得な感じです。1stアルバムの時と聞き比べると、ボーカルの都留さんの歌唱力が格段に上がっており、作曲している中山(juno)さんの曲や展開の幅も深みも向上しているため、確信を持って買って損はなかったと思えます。 所々にjuno&une時代を思い起こさせる音が入っており、中でも今日のSOUNDに挙げている曲などはとあるBMSのリボーン曲と言っても良いんじゃないかな? 昔からファンやっててよかったなと思えるサービスですw 備忘録も更新しましたよ。 最近パトレイバーを読み返して面白いなと思って、ふとリボルテックでイングラム1号機が出るはずだなと自分の備忘録みたらAmazonにリンクを張っていない。そうか、追加したときにはまだAmazonに登録されてなかったのかと納得し、張り直し。これで2号機とグリフォンが出たら「余裕があれば」から「発売即購入」に昇格するんですけどね。でないかなぁ……。 それともう一つ追加。↓を。 これで「懐かしい」と感じた貴方は仲間w すっげぇ好きでしたこのアニメ。 1度打ち切りになった時の最終話と、復活した時の第1話も収録し、設定資料も付いているという良心的な設計。サンライズに見習って欲しいぐらい値段も頑張って抑えており、ファンの事考えてくれてるなぁと二重に感激してます。 良心的とは言っても定価4万近いのでポンと買うのは厳しい値段ですが、余裕があれば是非買いたいなぁ……。 備忘録でも書いてますが、限定生産ってのが期間限定なのか数量限定なのか、どのぐらい手に入りやすいのかが不明なのがちょっと心配。アホみたいなプレミアつかないだろうな……。 web拍手を送る |
09/17/06 日曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
Laguna [Chase a Dream !] from 2ndアルバム"息吹" |
nothing | |
更新箇所 なし |
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同じ友人に二日連続でドタキャン喰らったので、まったりだらだら日曜を過ごす。 勢いに任せてスパロボIMPACTとかクリアしてみたり。数日前からこれのレビューも書いてるけど、長くなりすぎてまだ書き終わっていない。古い作品だから見る人もいないってのに(苦笑) さて、他にもフィギュア・プラモ関係のレビューが溜まっているんですが、どんなのが待機中なのかという写真を撮ってみたので、待機中フィギュア&プラモの写真をどぞ。 エントリーナンバー1番 ![]() リボルテック No.10 イングラム1号機 アニメ「機動警察パトレイバー」より主人公の乗る警察用レイバーの登場。ホントはゆうきまさみの漫画版の方が良かったんだけども、売れ行き的には仕方ないのかも知れない。アニメ版なので胸部に小さく愛称であるアルフォンスの名前が書いてあります。この写真じゃ見えないけど。 エントリーナンバー2番 ![]() リボルテック No.07 キングゲイナー アニメ「オーバーマン キングゲイナー」より、主人公機キングゲイナーの登場。地味に私のはリボルテックジョイントが1つ入っていなかった不良品なんだけど、背中のフォトンマットリング用だからまあ別に良いかなとスルー。色々と構造上の問題を抱えた品だけども、今まで商品化されたキングゲイナーのフィギュアでは一番の出来ともっぱらの噂。滅茶苦茶売れてた。 エントリーナンバー3番 ![]() リボルテック No.08 新ゲッター2 OVA「新ゲッターロボ」に登場した、いつもよりありえない動きをするゲッター2。リボルテック第1弾が新ゲッター1だったので本来ならそれも買うべきだろうけど、第1弾のゲッター1は「リボルテックである意味が少なすぎる」ともっぱらの噂。リボルテックはへたらないクリック関節を搭載したフィギュアなんだけども、ゲッター1には4個しかリボルテックジョイントが付いておらず、逆にこのゲッター2は台座含めて13個もリボルテックジョイントを使っている。稼働箇所は1が17箇所、2が40箇所。この差はなんだ。ちなみに、これは「全国のヨドバシでゲッター2とエヴァ3号機が1000円で売っている」と聞いて衝動買いしたもの。 エントリーナンバー4番 ![]() EXTENDED MS in Action!! Ζガンダム EMIA版のゼータをまだレビューしてなかった事に気付く。あまり2ndと変わらないという点から気乗りしなかったんだと思うけど、これをやらんことにゃあアッシマーやらバウンドドッグも書きにくい。この後メタスとかガザCも出るのに。惜しむらくはハンブラビやバイアラン、マラサイなどを買っていないこと。あの頃はまだゼータ全話見てなかったもんなぁ……。 エントリーナンバー5番 ![]() MASTER GRADE ガンダムF91 中1の頃、プラモのマスターグレードシリーズが始まって以来待ち続けたのが、このF91。 ついに出たので数年ぶりにマスターグレードを購入して作成。技術の進歩って凄いけど作るの難しいなぁ……。最初は素組みしてスミ入れして終わりにしようと思ってたんだけども、結局色々と塗ることに。でも塗った箇所が殆ど解らない上に、目立つ箇所はその色を持っていないという可哀相な状態。なお、一番気合いを入れて塗ったのはシーブック&コクピットと(見えない)、台座のラフレシアに鎮座する鉄仮面&コクピット(殆ど見えない)。…………あれ、無駄? まあそんなわけで、次にレビューのMIAを更新する際にはタイトルをMIAからフィギュア&プラモデルとかに変えて、これらのうちのどれかが掲載されるかと。どれにするかは未定なので――というかいつにするかとか本当に書くかも未定なので、リクエストあればweb拍手とかBBSにお願いします。現在BBSは海外からのスパムを喰らいまくってますが、今のCGIだと海外のは対処方法がないので手動で消しています。もしカキコするときにスパムだらけでも気にせずに書き込んでやって下さい。まあweb拍手が妥当かw web拍手を送る |
09/26/06 火曜日 晴れのち小雨 |
SOUND | BOOK | |||||||||||||
nothing | -novel- 西尾維新 [クビキリサイクル] 赤城毅 [紳士遊戯] 京極夏彦 [陰摩羅鬼の瑕(文庫版)] -comic- 稲田浩司&三条陸 [冒険王ビィト 12] 久米田康治 [さよなら絶望先生 5] 畑健二郎 [ハヤテのごとく! 8] |
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更新箇所 なし |
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先日、ゲド戦記とルーブル美術館展を観てきましたので、今日はゲドのお話を。 ルーブル美術館展は並んでて込んでた割りには、心を動かされる作品が少なく、「キリスト教的な独善と作家の打算が見えるなぁ」というのが多かったです。大原美術館でのピカソの衝撃に比べると雲泥の差。 散々批判され尽くした感のあるゲド戦記ですが、少し前に私の姉が観に行き「面白かった」と言うので、ならばうちも観てみようと映画館へ。 結論から言っちゃうと、「人を選ぶが面白い」 恐らく、原作のファンには受け入れにくい作品だと思います。普通の原作付き映画と違うのはその辺で、実写映画ですがナルニアなどは原作のファンで無ければ最大限に楽しむことが出来ない作品でしたが、このゲド戦記は原作ファンからの批判が高いのも何となく解るなという感触。 私は原作の1巻を持っているけどまだ序文しか読んでいないという状態だったので、その辺りは大丈夫でした。 ただ、主に批判の対象となっている「話がよく解らない」というのは、そう言われる理由がよく解りました。 この作品はどうも原作の3巻あたりの話をメインに、"ル・グウィン(原作作者)の物語"ではなく"宮崎吾郎の物語"に作り替えているんですが、1巻と2巻のエピソードも本編とは絡まないのに匂わせているせいで、原作を知らない人は意味が解らず、原作を知っている人は今作が原作と違いすぎると反発をするという、よろしくない状態になっていると思います。 宮崎駿となまじ絵が似ているせいで、ついつい同じ感覚で観てしまうと完全にアウト。宮崎吾郎の持ち味は、「人の醜い心をストレートに表情に出せる」という宮崎駿作品には無い要素と、「僅かな動きで感情の動きを表現する」というポイントだと思います。後者は宮崎駿も上手いんですが、宮崎駿の場合は例えば感情が高ぶったのを髪や服がふわっと膨らむことで表現したり、いちいち"子供から大人まで解りやすい"ように描いている事が多いので、宮崎駿のその表現に慣れてしまっていると、宮崎吾郎の表現を見落としてしまうという、これも絵が似ているせいでの弊害が起こっているように感じました。 重要な要素である、"テルーと竜"についても圧倒的に説明不足で、物語を直観的に捉える事が出来る人や、行間を読んで補完できる人じゃないと置いてけぼりになってしまうでしょう。それらの人でも、テルーと竜の関係性については解釈が分かれるという実例が既に我が家で起こったので、やはり説明不足は否めない。 心象風景が何度か登場しますが、その登場が唐突だったり意味が解らなかったりと、これも批判の対象になるのはよく解りました。ここは熟練のスタッフ達でサポートしてあげたら良かったのになと思います。てか、これで宮崎駿が息子相手に激怒して喧嘩していなかったら、もし親として先輩として宮崎吾郎をサポートしてあげたのならば、かなりの名作に化けてたと確信しています。 重要な要素で言えば、原作者が怒った"親殺し"については、多少の蛇足感は否めないものの私は必要だったと思います。アレンの持つ不安と、今の現代社会が抱える問題を象徴的に照らし合わせて、アレンの問題を解決していく物語を見せることで現代社会の問題も見つめて解決していって欲しいという監督の意図、伝えたかった事なんじゃないかなと思いました。 逆に、アレンとテルーの関係はちょいとまずかった。アレン側のテルーへの対応が軟化する過程はよく解るんだけども、テルー側のアレンへの対応が軟化するのが早すぎるというか唐突というか……。元々テルーが"人嫌いである"と描写以外に保護者テナーのセリフでも言わせているので、いくらテルーの動物に対する優しさを描写していても、"人嫌い"を打ち消すほどの印象はないので、観ている側としては「何で人嫌いで、特に『命を大切にしない奴なんて大嫌いだ』と言ってたアレン相手に、こんな急に軟化するんだ?」と疑問を抱いてしまう。 他は"アレンの影"という要素は案外綺麗に成功していた感じ。もうちょっと影に追われていた感じを最初から描写してた方が良かったけどね。 観に行く前は、凄まじい叩かれ方とその叩かれ方、宮崎駿やグウィンの反応、宮崎吾郎の発言などを見て、「こりゃ駄目だな、吾郎ちょっとムカつくし」という感じでしたが、下積みも無く初めて監督した作品にしては充分な出来でしょう。ひとつの商業作品として見ても、そこまで叩かれる程じゃない。 見ている人が置いてけぼりになる脚本とかは、それこそ宮崎駿やジブリスタッフがサポートするべきで初めての監督にそこまで完璧を求めるのは酷。 OKを出しておいて、原作読者から文句を言われるなり「あれは私の本じゃ無い」と発言しちゃった原作者のダブルスタンダードにも問題があるし、継がせたくなかったにしろ一切口をきかないぐらい対立して無視しちゃった宮崎駿にも問題があるし、一度宮崎駿が断ったのに「ジブリは断っていない」と強引に話を受けて(宮崎駿の得意技、「監督大罵倒のち、クビ」に耐えられる)吾郎を引っ張り出してきた鈴木プロデューサーにも問題がある。 しかし、宮崎吾郎という新米監督は、今後かなり伸びる要素を持った人物じゃないかと私は思う。 ……観る前とまったく感想逆になっちゃった(笑) 叩かれる要素は確かにあるし、叩かれてる箇所は的確ではあるけれども、叩きすぎ。そんな作品。 結構好きな作品だから比較しちゃ可哀相だけど、猫の恩返しより全然面白いよ。 web拍手を送る
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