過去日記ログ
注:古い日記ですので、情報の誤りや、今とは違う価値観で書いているものがあります。
閲覧に当たっては、充分にそれを念頭に置いて下さい。


02/03/05
木曜日
晴れ
SOUND BOOK

L.E.D.
[NEBULA GRASPER]
from "beatmaniaIIDX 11 IIDX RED OST"


-novel-
梨木香歩 [裏庭]


更新箇所
[SNK PERFECT DATABASE]を正式オープン
先月の日記をログ送り

 本格的なヘッドフォンで曲を聴きながら街を歩いていて、後ろから来た無灯火の自転車にぶつかりに行ってしまった場合、どっちが悪いんだろうと考える帰り道。ども、くりむぞんです。

 えらいご無沙汰してました。
 え〜っとですね、パーフェクトデータベースの方をチェックして下さっている方なら既に知っておられるかも知れませんが、ルーターが壊れました。先週末辺りだったかな? いきなりネットに繋がらなくなって、調べてみるとルーターが絶命。何度か蘇生させてたけど、もう無理だったようです。
 んで、新しいNEC製の新型ルーターを購入したのはいいものの、なぜか今までの無線LANカードが使えない。
 私の部屋は付属のイーサネットボックスでなんとかなったけど、他のPCが繋がらない。
 私のノーパソは置いといて良いとして、母のデスクトップと姉貴のノーパソに繋がらないのが痛い。
 手を尽くしながら時間は過ぎて数日後、NECのサポートから「すんません、原因不明です」と言われて、仕方なくNEC純正の無線LANカードを2枚購入することに。出費が+15600円、アホか〜。とりあえず、NECが少し嫌いになりました。
 気づけばデータベースの方の正式オープンが近づいており、そちらの更新を優先させたらこうなったという次第です。
 これからはこっちもちゃんと更新できると思うので、またよろしくお願いします。


02/05/05
土曜日
晴れ
SOUND BOOK

L.E.D.
[NEBULA GRASPER]
from "beatmaniaIIDX 11 IIDX RED OST"


-novel-
梨木香歩 [裏庭]


更新箇所
なんでもレビュー:MIAの発売予定を更新

 友人から借りたスパロボMXをやっていると、忘年会で某氏の旦那さんに歌わせてしまったドラグナーの曲が流れまくってて、知らない曲なのに懐かしいという不思議な気分。ども、クリムゾンです。

 MIAっちゅうガンダムの完成済みアクションフィギュアがあります。当サイトでも写真付きでレビューしてまして、結構見て頂いているようなんですが、新製品が続々発表――はされてないんですが、情報が漏れてきています(ぉぃ
 公式には来月発売のマラサイ(バリュートパック付き)までしか発表されてないんですが、現時点で確定している発売予定がマニアにはたまらないラインナップになっとります。4月にはアッシマー(変形可能)、5月にはガルバルディβ(バリュートパック付き)、6月にはハイザック。春辺りにZガンダムの劇場版の第1弾が公開されるので、それに合わせたのかMIAもZと現行放送中のSEEDデスティニーの二本柱で行くようです。
 まあ、種死(蔑称)は専用機から量産機、MSVまで発売されるのでとても集める気にはならないのですが、Z系統は全て揃えてしまいそうな勢いです。
 というのも、MIAには値段が+300円されたEMIAという1ランク上のシリーズもあるんですが、このEMIAでZの主役機系統が発売されるんで、主役から脇役まで結構な数が出るんですわ。
 先月はガンダムMkII(ティターンズ3号機)、今月はMkII(エゥーゴ)、来月はMkII(ティターンズ1号機、2号機)、6月にはZガンダム。
 今までだと、「同じMkIIばかり出されてもなぁ」という感じだったんだけれども、EMIAの出来が無駄に良くて……買ってしまいそうだ(笑)

 そういえば、中期ZABADAKのDVDが発売されるという噂を聞いた。
 実は既に一度DVDボックスで発売されていたんだけども、当のZABADAK(=吉良知彦&中期だからまだ抜けていない上野洋子)側があまりいい顔をしなかったらしく、発売元でしか告知されず、初回限定生産ですぐに消えてしまったという曰く付きだったんです。
 そのボックスのばら売りをするとかなんとか……
 私は発売元さえ知らないんですが、発売元のメルマガかなんかでその話が出たそうな。
 ん〜、本人達が本意ではないというのは引っかかるけど、吉良・上野コンビが別れる「のれん分け」のライブDVDは是非見たいなぁ……


02/08/05
火曜日
晴れ
SOUND BOOK

L.E.D.
[NEBULA GRASPER]
from "beatmaniaIIDX 11 IIDX RED OST"


-novel-
梨木香歩 [裏庭]


更新箇所
なし

 ZABADAKのDVDが14日発売だと知って絶望しているクリムゾンです。もっとはよ言ってくれ〜(泣)

 早く言うといえば、PS2用ソフト「第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ-」が発表されました。11日発売のファミ通で(ぉぃ
 いや、ちょこちょこと巡回してたら2ちゃんの早売り情報で画像ごとアップされてたんですわ。
 αはストーリーの作り方が――というよりも、キャラクターの個性のとらえ方とアレンジの仕方がかなり上手くて、演出上手なシリーズだったので、随分好きなシリーズなんですが、その最終作がついに発表ですよダンナ。
 てか、参戦作品にビビった。白がαシリーズ参戦作品、
オレンジが別シリーズのスパロボに参加した復活作品、黄色が新規参入作品です。

・バンプレストオリジナル
・機動戦士Zガンダム
・機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
・機動新世紀ガンダムW -EndlessWaltz-
・機動戦士ガンダムSEED
・勇者王ガオガイガー
・勇者王ガオガイガーFINAL
・超獣機神ダンクーガ
・新世紀エヴァンゲリオン
・新世紀エヴァンゲリオン劇場版
・戦国魔神ゴーショーグン
・伝説巨神イデオン
・マジンガーZ
・グレートマジンガー
・ゲッターロボ
・ゲッターロボG
・真ゲッターロボ(原作漫画版)
・鋼鉄ジーグ
・超電磁ロボ コン・バトラーV
・超電磁マシーン ボルテスX
・闘将ダイモス
・大空魔竜ガイキング
・勇者ライディーン
・トップをねらえ!
・超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
・マクロスプラス
・マクロス7
・電脳戦機バーチャロン マーズ
・電脳戦機バーチャロン オラトリオタングラム


 って、待てい!
 ばーちゃろん?
 ……SEGAじゃん、パイロット居ない無人機使っての戦争じゃん、ってかなんでバーチャロン? なに、ライデンのレーザーがマップ兵器だったりするのか? それともなんだ、魔装機神と一緒にエンジェランがエネルギーの竜召還したりするのか?
 それ以前に突っ込みたい情報満載だなオイ。
 バンプレストオリジナルにどこまで含まれるのかがまったく謎。
 どうもGBAのスパロボ、オリジナルジェネレーション2に関連するキャラがいるとか何とか書いてるんだけど、そんなのは第2次αにもいたしなぁ。魔装機神や超機大戦SRXはオリジナルに入るんだよね?
 αのラストから、トップやマクロスをどう絡めていくのかも興味津々。α外伝は置いといても、第2次αのラストから、ガンダム、ゲッター、マジンガーをどう繋げるのかも興味津々。あと、第2次αの主人公達が登場するかどうかも興味あるし……。まあそれを言うなら、αでストーリー的には完結したダンクーガもα外伝などで活躍したから心配はしてないんだけどね。
 むしろ心配なのはマクロス7だ。マクロス7を知らない人のために、解りやすく説明すると、巨大移民宇宙船マクロス7に、特注のすげぇ機体に乗ったジャイアンがいて、そいつが襲ってくる異星人にぼえ〜って歌って撃退するお話なのだ。名ぜりふは、「死ぬぜぇ……俺の歌を聴いた奴はみんな死んじまうぜぇ」じゃなくて、「俺の歌を聴けぇっ!」とか、「戦争なんてくだらないぜ、いいからてめぇら俺の歌を聴けぇっ!」とか、「とにかく俺の歌を聴けぇっ!」とか(ぉぃ
 やたらと高性能な機体に乗っている癖に、武器は持っておらず、手にしたライフルの弾は打ち込み型スピーカー(つまり当たった奴は強制的に歌を聴かされる)。異星人と必死に戦う軍人さんに向かって「つまらない」と言い放ってひたすら歌う。バンドを引き連れてやたらと歌う。徹頭徹尾、最初から最後まで歌い続ける。そんな爽快なマクロス。実は大好き(ぉぃ
 でもマクロス7出すと、ガンダムSEEDで出しっぱなし投げっぱなしだった「宇宙で見つかったクジラのような化石」という伏線が使えるんですよね。なんせ、OVA版のマクロス7ダイナマイトでは宇宙クジラってのが主軸になるんで――って、参加作品にマクロス7ダイナマイトがねぇっ!
 つうか……
 ((((( ;゚Д゚)))イデオン
 イデオンを知らない人のために説明しよう。といってもストーリーは知らないというか興味が無いので概要だけ説明しよう。
 無限エネルギー・イデを持った全長が105mのジムが、テンションを上げ下げして、ぶち切れたら宇宙を消し飛ばすというものだ! いや、マジで。セガサターンのスパロボFで登場して、敵の攻撃喰らったりするたびにイデゲージが変化していって、一定を越すとイデオン暴走、世界消滅、ゲームオーバーという恐ろしい傍若無人ぶりを発揮したのだ。一種の悪夢。
 これに加えて今回はEVAもいる。どんだけ暴走に気をつかったらエエねん……
 このラインナップ見る限りでは、舞台は地球じゃなくて宇宙がメインになりそうだなぁ
 銀河が舞台? すっかり忘れてたけどαで登場した最大の敵、バルマー帝国の本国とは決着がついてなかった気がするし。
 そういえば、画面写真見てると今までにないくらいカットインが凝っていて、敵を倒せたときとそうじゃない時の変化までつけてるとか。ダンクーガにいたってはアニメ版の作画監督に新作カットインを作ってもらったとか。
 他にも、第2次αで導入された小隊システムも改良して継続されているらしい。第2次αをやり始めた時には「訳が分からん変なシステム」と思ったけど、すぐにはまったシステムだったので、嬉しい限り(今やってるスパロボMXには無いのよ)。
 相変わらずイデゲージのシステムもあるらしいけど、マクロス7のシステムもあるって言うから、歌に関連する何かもあるんでしょう。
 SEEDが入ったのは微妙な感じ。大ヒットしたTVアニメ、機動戦士ガンダムSEEDは美味しい素材をたんまりと集めたのに、料理人と支配人がなぁなぁで「これでいいんじゃない?」みたいな料理を作ったために、口当たりは良いけども、真剣に味わえば味わうほど、味が無くなっていくという迷作。なんせ、主人公機が終盤で連発していた、必殺技みたいな攻撃が構造上不可能だった事からも、適当ぶりが伺える。解りやすく例えて説明すると、バズーカーの砲身を途中で90度曲げて撃っているという事。「格好良いから」という理由だけでそれをやっちゃった上に、シーンの使い回し(を、同じ話で数回x毎話)という職人芸。
 っと、メカは良いんだ、本質は物語なんだから。でも、その物語が……脇役は良いキャラばかりだし、伏線も面白そうなのが満載だったのに、主人公とヒロインが戦う明確な理由もないまま、第三勢力として動きまくり、しかも誰もそれに違和感を持たないという破綻したものがメインで、伏線は回収されないまま終了した。
 ちょっと期待しているのは、スパロボαのスタッフならばその伏線をちゃんと使って、さらに主人公の葛藤や心の変化、戦う動機付けなどをしっかり作ってくれそうだなぁという事。あのEVAのシンジさえ、プレイヤーが共感できるようにしてしまったんだ、期待しよう。

 スパロボαに興味が出た人や、売っちゃって覚えてないって人は、今のうちに買って予習(復習)しておきましょう。私も姉貴が終わったらプレイしなおす予定。売らないで良かった(笑)
 一応Amazonのリンクはっときますが、地元の方が安いってパターンが多いと思うので、興味があれば一度そちらを見てから購入してみてください。私の場合、第2次は近所よりもAmazonの中古の方が安かったんでそちらを買いましたが、状態は万全とは言い難かったです(苦笑) ま、値段相応で。あと、αがPSとドリキャス、外伝はPS、第2次αはPS2です。ドリキャス版αは戦闘グラフィックがポリゴンになっており、Gブレイカーというゲーム原作の作品が追加され、EVAのシナリオも追加されているそうですが……微妙? 私はPS版のドット絵が好きです(ぉ
スパロボα(新品2310円、中古1869円〜)
スパロボα外伝(新品2499円、中古1500円〜)
第2次スパロボα(新品3343円、中古2450円〜)
スパロボαドリキャス版(中古のみ1980円〜)


02/13/05
日曜日
曇り
SOUND BOOK

ZABADAK
[鏡の森]
from"ブリザード・ミュージック"



-novel-
梨木香歩 [裏庭]


更新箇所
なし

 既出の通り、SNK関連のデータベースサイトを作ったんですが、エライ事に……。
 データ出そろうまでひっそりと運営しようと思ってたんですわ。んで、木曜の朝にカウンターが200くらいだったんですが、夜見ると300くらいになってる。見間違えかなぁとか思いながらも、カウンターを調べてみると……リファラーもとが「KOF10周年記念サイト」のアドレス。……え゛?
 落される前提で出しておいた登録申し込みが受理されてました。いえぃ、SNK公認だぜ〜……ってそうじゃないだろ、予想外だよっ(汗) すっかり忘れてただけに、更新計画丸つぶれっ。
 一日10〜20ペースだったのが、今じゃ一日100ペース。のんびり更新していく予定が、ちょっとせかされてる感じです。結構10周年記念リンクって見てる人いるんだなぁ。自分があんまり見てなかったから、こんなに飛んでくる人がいるとは思ってなかったッスわ。
 もちろんESIOも忘れてませんよ?
 ちゃんと用意はしてるんですが、ちょいと形になるまでは動きにくいので……というか、動いて出したところで誰が喜ぶんだという疑問もちらり。こっちもリングとかに参加すっかなぁ。
 なんとも外界との交流が少ないサイトだからね(苦笑)
 なんせ、私自身が他のサイトに顔を出さない。ROMはしててもカキコはしない。
 ま、だからこそ気負わずに管理できるというのもあるし、こういう雰囲気が好きという方もいるだろうと思ってます。
 しかし過疎化が進んでも困るから悩むところで。
 先日MSNメッセンジャーなどを起動させていると、MIAのレビューを見て頂いたという方から話しかけられまして、凄く新鮮な気分になった運営5年目の冬(笑)
 久しく仲間内以外とのチャットとかメッセなんてしてなかったんで、モロに感覚忘れてました。
 高校時代は毎週土曜深夜に、炸裂会の人らと「夜会」と称するチャットを開いていたし、他の音ゲー関係のサイトにも顔を出していたんで、その関係で知らない人とICQやメッセをやっていたのになぁ。やばい、22にして早くも老け込んでる。というか枯れてるっ。
 でも今更若作りして、ハイテンションな文章書いたり、フォント弄りする気もなく(笑)


02/19/05
土曜日
SOUND BOOK

色々



なし


更新箇所
なし

 ども、お久しぶりッス。
 データベースサイトと交代交代に更新していこうと思ってたんですが、あっちのサイトが予想外に伸びまして、二日三日で1000人近くのご来訪があったもので、ちょっと向こうに集中してました。そろそろ沈静化して来たので、こっちもちゃんと更新。なんかすんません。
 まあ更新は6日ぶりでも、更新のための準備は毎日してまして……隠すようなもんでもないのでちゃっちゃとバラしてしまいますが、メインのはずのアラニアをね、ちょっとね。サイト用新作を書いているというわけではなくて、サイト用新作(というか、発表している偽章の続き)の構想が固まってきたので、それに合わせて現発表分の偽章を全部プリントアウトしなおして、再度赤入れをして添削しながら、枚数や伏線の調整を行っています。
 現在の偽章は全5話で、枚数がそれぞれ50枚、60枚、60枚、76枚、76枚といった感じで全322枚となっています。今回の調整は、各話の枚数差を減らそうというのと、現時点までのアンケートを元に、キャラの描写増加とシーン増加を考えています。無駄な文を削っているので枚数も多少減るのですが、シーンの追加などもあるので、枚数的には少し増えるという感じになると思います。無論、話の基本は変わりませんので、今までに読んでくれた人は読み直さなくとも大丈夫という形にします。が、読み直して頂く場合や、これから読んで頂けるという方の場合に、少しでも解りやすく、面白く感じて頂けるようにとも考えています。
 追加シーンなどに関しては枚数が未定なのですが、4話5話のメインとなる人物まわりの描写とシーンを増やす予定なので、10枚以上の加筆になる可能性も充分にあります。
 賞の小説と違って締め切りと枚数規定がないぶん、その辺アバウトになるなぁと、ちょっと反省。でもその辺をキツクして書くと、賞に出す小説を2本同時に書いてる感じになるので、息が詰まりそうで……。難しいです。
 そういや、今回添削用にプリントアウトしてたら、プリンターが壊れました。
 なので、先月の日記にあった
モノクロレーザープリンタが71%オフって……めっちゃ悩む価格です。
 というのをもう一度悩んでみました。今は70%オフになってたんですが、それでも安い。安いけど高い。高いけど安い。
 買いました。
 インクジェットよりは大きかったですが、思ったよりもコンパクトで印刷速度は雲泥の差。音も静かになってるし、印刷の振動もない。これで時間とか気にせずに印刷できます。

02/26/05
土曜日
曇り
SOUND BOOK

TOMOSUKE
[Implantation]
from"morble"



島田荘司
[最後の一球(季刊・島田荘司04号収録)]


更新箇所
なし

 どうも更新スパンが長すぎてごめんなさい。
 複数のサイトを管理している事よりも、体調的なものと、年度末というのが合わさって更新時間が取りにくくなっています。
 それでも暇を見つけてはアラニアの調整は手がけているんですが、一部構成を変えているため、たとえ1話が完了してもそれをアップすると2話以降を全部公開停止しておかないと話が繋がらない、なんて事になりかねません。全話調整完了するまでは、上げられないというのは、中々に辛いところ。

 そういや、この前TVに姉貴の友達が出てました。友達というか親友というか、昔からよく話を聞かされてたんですが、ポップジャムにて相川七瀬の後ろでピアノ弾いてました。相川七瀬の曲自体、聞き覚えのある癖だなぁと思ってたら、その親友さんが作曲してました。これで何曲目かは知りませんが、前にもこの人の作曲で相川七瀬が歌っていたので、気に入られているのかも知れません。頑張って欲しいものです。

 先日本屋に行ったら、季刊・島田荘司の04号が出てました。
 ……4年ぶりなのに季刊とはこれいかに?
 ともあれ、名探偵・御手洗潔シリーズの最新作が一足〜二足早く読めるというのは嬉しいもので、ついつい購入。1680円なり。高い。
 肝心の御手洗ですが、久しぶりに御手洗&石岡コンビの話だったので、喜び勇んで読んでみると……で、出番がねぇ。石岡どころか御手洗も出番がねぇ(泣) 結構好きな話だし、面白いんだけど、御手洗シリーズである必要性は皆無。ミステリでもなんでもないですな。社会小説? 中期御手洗の神秘的、ホラー的な薄ら寒さが漂う雰囲気に惹かれた身としては、現在の御手洗シリーズはどうも素直に喜べない。
 ちなみに、御手洗シリーズというと「おてあらい」と読まれそうだけど、「みたらい」と読みます。駄洒落でも無ければふざけた小説でもなく、内容としては本格ミステリの王道脇(ぉぃ
 まあ確実に、本格ミステリ界の大御所ではあります。ミタライという苗字の人も現実にいます。この主人公が御手洗潔という名前なのは、作者の島田荘司氏が、幼少の頃「便所掃除(荘司)」とからかわれたのを元にしているからなのです。
 巷では「名探偵〜シリーズ」と呼ばれるように、これもファンの間ではそのように呼ばれています。しかし、この御手洗自身が探偵と名乗った事はない気が……。本業は売れない偏屈な占星術師だったはずなので、探偵はあくまでも脇。
 この辺りを語ってもせんのない事なんで、かっ飛ばしますが、面白いシリーズなので、未読の方はぜひ御一読を。
 初期は本格ミステリの王道。
占星術殺人事件
御手洗潔の挨拶
・異邦の騎士
・完全改訂版 異邦の騎士
斜め屋敷の犯罪
・御手洗潔のダンス
 までが、初期に当たるのではないでしょうか。異邦の騎士だけは毛色が違って、同シリーズの他作品を読んでキャラの個性や作風に親しんでから読んだ方が絶対に面白いというタイプなんですけどね。
 中期が本格ミステリながらも、先述の神秘的、ホラー的な雰囲気を持った作品群。
暗闇坂の人喰いの木
水晶のピラミッド
眩暈
・アトポス
 以降が中期。後数冊ほど中期に入り、その後、現在のミタライシリーズとなる後期(としてしまっていいだろう)に移行していくんですが、冊数が多いのと、既に日が変わろうとしている関係で、端折ります。
 上記のリストでリンクを張っているものと張っていないものの差はありません――と言いたいところですが、偶然にも印象深い作品ばかりのチョイスになりました(笑)
 異邦の騎士は、アマゾンのユーザーレビューでネタバレされてるのであえてリンクを張りませんでしたが、一番のお気に入りです。泣けます。
 シリーズ未読の人は無難に、「占星術殺人事件」か、「暗闇坂の人食いの木」あたりを読んでみることをオススメ。両方とも結構怖いですが、面白いです。前者はトリックが秀逸で、ミステリ界に旋風を巻き起こしたと聞きます。後者はとにかく怖かった(笑) 中学時代に初めて読みましたが、あまりに怖くて寝付きが悪くなった記憶があります。
 さて、そろそろタイムオーバーっぽいですな。
 ちゅうことで、今日はこの辺で。また明――四日以内ぐらいに〜(ぉぃ