Diary & PastRecord

過去日記ログ
注：古い日記ですので、情報の誤りや、今とは違う価値観で書いているものがあります。
閲覧に当たっては、充分にそれを念頭に置いて下さい。

07/01/04 木曜日晴れ	SOUND	BOOK
	Chick Corea [Return To Forever] from "return to forever"	乙一 [暗いところで待ち合わせ]
更新箇所なんでもレビュー：小説「天使と宇宙船」を追加。リンク：「Task.List」を追加。ログ置き場に先月の日記を追加。アライブ特設
OIOIだか0101だか知らないが、マルイのロゴの読ませ方がめちゃくちゃ理不尽だと思う今日この頃。　そういや、少し前にやっていた（らしい）ドラマの「愛し君へ」とやらはさだまさしの解夏が原作だと聞きました。……見ときゃよかった（ぇ　高校時代にネタのように「生涯に唯一行ったライブがさだまさし」と言って笑いを取った事がありますが、マジだったりするんだよなぁ。小学校の頃、家庭教師のお姉さんがさだまさしファンで、その人や姉と一緒にコンサートに行ったことがありました。　一度だけだし、CDも持ってないし、とてもファンだとは言えないけど、TV欄に名前があったら見てしまうって感じかな。そう、私の中では伊集院光と同じような感じだ（マテ　まあそのドラマを見てなかった理由は凄く簡単で、森山直太朗の歌が苦手で敬遠してたんですわ。一度克服しようと思って「生きとし生ける物へ」を真面目に聴いたんだけども、メッセージが伝わってこないというか意味が解らず、それ以来完全に敬遠状態。誰かあの歌詞の意味を教えてください。いやね、森羅万象（宇宙に存在する全てのもの）をテーマにしているらしいんですけど、歌詞の「僕は君の思うような人間じゃない」ってのが凄い引っかかっていまして……。　記憶している歌詞は、「僕は君の思うような人間じゃない」、「生きとし生ける全ての物へ注ぐ光と影、花は枯れ大地はひび割れてそこに雨は降るのだろう」という2フレーズの他はラストの「もはや僕は人間じゃない」というぐらいしか覚えてないんですが、初めて聴いた時は最後のフレーズで崩れ落ちたんですわ。森羅万象を歌いたいのなら「僕は君の思うような～」は余計だと思うし、これがあるせいで「もはや僕は人間じゃない」がギャグに聞こえる。でもこれがないならないで「人間じゃない」がより意味不明になるような……。森山氏のインタビューでこれについて答えてる部分があったんですけど、それを見て思ったのは「まだ未熟だから表現し切れてないだけなのかなぁ」というもの。今は敬遠してるし、好きとは言いがたいんだけども、将来的に成長したなら多分凄く好きなタイプのアーティストになりうると思ってるんですよ、個人的には。でも、今の状態じゃ陶酔感が前に来すぎていて歌が伝わってこないので、苦手。　ちなみに、歌詞と「もはや僕は人間じゃない」の意味を探してる最中に、とあるサイトのツッコミで「たぶん彼は石仮面を被ってしまったんでしょう」とあって、思わず笑ってしまいました。　本人のインタビュー記事はこちら。　しかし、いざ久しぶりに日記書こうとすると、ストックしていたネタが「ライブドアどないやねん」「民主党どないやねん」「報道ステーションどないやねん」と、全てツッコミとか批判ネタになっちまう。こりゃダメだということで全廃棄～(泣) 　っと、廃棄前にどうしても一つだけ。　偏向報道ステーションなんですが、民主党の岡田代表が出てる時、キャスターの古舘氏が「民主党寄りだというのは誤解だ」と発現してる最中に提供会社でAEONの名前が出たのは笑いました（注：岡田代表の父はジャスコ・イオングループ創業者）。もうちょっと考えて提供受けようよ（苦笑）　別に私は決まった支持政党はないんですが（強いて言うなら自民と民主のどちらか。共産・社民・公明は支持者の方には悪いが、好きじゃないです）、最近の民主上層部の露骨過ぎる政権狙いには嫌気がさしており、報道ステーションの古舘氏がバラエティーと報道番組をはき違えている所と、ゲストを侮辱したり挑発して、感情的にさせてコメントを引き出そうとする所が気に食わんのは確か。最近は報道番組じゃなくて、報道風味のバラエティーとして見るようにしているので、別の意味で楽しんでます（ぉぃ　先程書いた、古舘弁明中のAEON表示を皮肉ってるブログも見つけたのでリンク張っときましょう。　そういや、そろそろ選挙の時期ですな。　以前はこの日記でも各政党ごとのマニフェストを取り上げて比較したりしてましたが、今回のはあまり気が乗らない（参議院だからだろうか？）。　ガツガツしすぎな民主党も、実績は認めるけど調子乗り過ぎな自民党も、あんまりねぇ……。党首で考えても、民主はAEON創業者の息子が庶民派名乗ってるのが気にくわない（それなら首相就任前は一人でコンビニ行ったりラーメン食いに行ってた小泉の方がまだ庶民派だろうて）。自民は多国籍軍参加はまだしも、人生色々とか茶化して真面目に説明しない小泉もちょっと……。まあ、マスコミやら他党が言うような小泉が何もしていないとか、状況を悪化させたとは思わないんだけどね（年金法案除く）。拉致被害者の方々も小泉になる前は認められてさえいなかったんだし（それが戻ってきてる時点で大したもの）、国民が前より政治に関心を持つようになったのも小泉の功績だと思ってるんで。やっぱり調子乗り過ぎやけど（苦笑）　ま、今日はこの辺で終了してしまおう――としたけど、もう一つネタ忘れてた。　学友から教えて貰った情報なんですが、京極夏彦の「京極堂シリーズ」が映画かされます。　第一弾は「姑獲鳥の夏」　でもキャストがすげぇ微妙。　京極堂（中禅寺秋彦）：堤真一　関口巽：永瀬正敏　榎木津礼二郞：阿部寛　木場修：宮迫博之　私的には、京極はイメージ的には京極夏彦本人か豊川悦司、榎木津は……及川光博とか？（すっげぇ「僕だよ！」とか似合いそう）　んで、木場はドンドコの山口だったんだけどなぁ。関口は小太りなイメージが（小説にはそういう描写は無かったはずだが）あるので、永瀬は正反対やなぁ。　なんつうか……違うだろうと(泣) 　一応京極夏彦も納得のキャストだそうだから期待して良いのかなぁ。本人も脚本協力してるらしいし。　ソースはこちら。

07/02/04 金曜日晴れ	SOUND	BOOK
	Des-ROW [a-no-ther/day],[男々道（悠激）] from "D." Smetana.B [DieMoldau(Vltava)] from "MaVlast"	乙一 [暗いところで待ち合わせ]
更新箇所なんでもレビュー：小説「失はれる物語」を追加。「暗いところで待ち合わせ」を追加。
海外で面白いニュースがあったので紹介。　トロントで、終身刑を望んだ男が無差別に大量殺人を行おうと計画し、車に弾丸6千発、ライフル2丁、ショットガン、半自動短銃、回転式短銃、エアーライフル、ハンティングナイフ、なた等を積み込み、とある路地に到着。　いざ無差別に人を襲おうと武器を下ろそうとする彼の足もとに現れたのは一匹の犬。　犬は無邪気にも男にじゃれつき、男もつい犬と遊んでやった。　遊んでやるうちに、男の脳裏にある考えが浮かぶ。「こんなに人なつっこく、可愛い犬がいるのなら、この地域に住む人はいい人が多いに違いない」　男はそう思い、計画を中止して警察に自首したという。　……凄惨なのかほのぼのなのか、判断に困るが、妙に印象的なニュースだった。　ソースはこちら→CNN

07/03/04 土曜日晴れ	SOUND	BOOK
	Des-ROW [INNOVATION],[夜間行(super heavy YUMIX)],[ULTRA BUTTERFLY(坤剛 long)],[a-no-ther/day] from "D." Smetana.B [DieMoldau(Vltava)] from "MaVlast"	なし
更新箇所今日はなし。
私はPHSユーザーなんですが、どうやらDDIポケットの親会社であるKDDIがPHS事業を売却するようです。　前々から大株主の京セラに売るいや売らないと、話が出ては消えてたんですが、今回はマジ。しかも相手が京セラじゃない。　相手はアメリカの企業カーライル。　もうね、いわく付き過ぎてげんなり。　大体問題視されているのが、パパブッシュおよびビンラディンとの繋がり。　ブッシュ元大統領が上級顧問、タイ・韓国・イギリスの元首相が顧問に名を連ねている大企業で、会長からして元CIA副長官で元アメリカ国防長官。サウジの王族でもあるビンラディン一族にアメリカでの投資アドバイスを行い、見返りにアラブ諸国とのパイプを繋いでもらっているという事と、世界中の大物が顧問や理事に名を連ねる不気味さがやな感じ。　マイケル・ムーア監督の新作「華氏911」でも恐らくネタにされてると思いますが、アメリカ攻撃しろ言うてるビンラディンとテロと戦争言うてるブッシュが繋がってたって話。それを示すような会社やなぁ。なんでテロ戦争→大量破壊兵器問題→フセイン退け石油くれ戦争って流れになってるのをアメリカ国民は止めないんやろ？　なんとも意図的な動きなんだが……非難してるのってまだ大多数じゃないよね？　話がそれたけど、DDIポケットはKDDIが10％、京セラが30％、カーライルが60％の株を取得して、カーライルに買い取られる形となります。　……俺、どないな会社のPHS使うねん（汗）

07/05/04 月曜日晴れ	SOUND	BOOK
	Des-ROW [PURE],[a-no-ther/day] from "D."	なし
更新箇所なんでもレビュー：小説「バウワウ！」追加。
松浦亜弥がCMであまり日本語を喋らせて貰えないのを見て同情している今日この頃、ども、栗です。　夏場の太極拳は必要以上に汗かいてツライっすわ。　最近は太極拳の前に入門長拳（いわゆるカンフー）をするようになっているので、余計に。でも楽しいからよし。　そういえば、あとひと月で当サイトも――何周年なんだろう？　四周年？　2000/8/5スタートだから四周年か。今は、四年目。ひと月後には四周年を迎えて五年目突入……で良いんかな？　混乱してきた。　いやぁ……長いですな。ホンマにここまで続くとは思ってなかった。　お客さんも順調に減り続け、ネットで知り合った仲間達も次々に引退し、だんだんと寂しくなってきてますが、来てくれる人がいる限りは出来るだけ頑張って続けたいと思います。　お客さんが順調に減るといえば、先月遂に最低記録を更新しました！（ぉぃ　終盤から今月頭にかけて、それまで18/日くらいで回ってたカウンターが一気に32/日くらいになって追い上げましたが、見事に記録更新。　しかし面白いことも解りまして、カウンターが回り始めたのが、本格的な更新を始めたのと同時期だったんですわ。ということは、少ない＝真面目に更新してないから日参する必要なしとの判断って事なのかなと。潜在的には私が思ってた以上に見て下さる方がいるのかなぁと思うと、俄然やる気が出てきました(笑) 　そんな単純野郎のサイトですが、これからもご贔屓に～。

07/08/04 木曜日晴れ	SOUND	BOOK
	Des-ROW [カゲロウ(long ver)] from "D."	なし
更新箇所ロゴ・背景を変えてみました。トップレイアウトも微変更。ギャラリー：ESIOの歩み更新
やっぱり前の方がよかったかな？　ロゴと背景を変えてみましたが、実は前のがめっちゃ気に入ってたんで、もう変更しないでおこうと思ってたんですわ。　一応変えてはみたものの、全然しっくり来ない……。すぐにもとに戻るかもしれません(笑) 　私信。　オフで私と親交のある人で、乙一の「GOTH」の漫画とハードカバー、「ZOO」を貸してる人は誰でしょうか？　誰かに貸した記憶はあるのだけれども、誰に貸したかがわからない……。

07/13/04 火曜日晴れ	SOUND	BOOK
	なし	レビュー予定の作品をちょこちょこと
更新箇所ギャラリー：小説、ショートショート作品「長い坂道」を追加。
ネットで交流のある某氏と以前メッセで話していた時に、「坂道をテーマに書いたらどうだろう」てな事を言われまして、実行してみました。　専門時代によく授業で行った「ショートショート対決」は、当日にお題が発表され、そこから1時間ほどで原稿用紙3枚以内のお題に沿った作品を書くってなもんでした。　それにならって、今回は坂道というお題で一気に書いてみました。　ただ、インスピレーションに身を任せて書いたために、枚数をまったく考えていませんでした。そのため、元々3枚という予定が、書き終わってみると2枚ジャスト。ちょっと足りないけど、ヘタに長くするのも変な話なので、2枚のショートショートと相成りました。　坂道というお題は短編かなんかでも一本書きたいと思ってますので、突発的に追加されるかもしれません。

07/14/04 水曜日蒸し暑いくらい晴れ	SOUND	BOOK
	bond [hymn] from "BORN" Des-ROW [PURE] from "D."	レビュー予定の作品をちょこちょこと
更新箇所なんでもレビュー：小説に「楽園　戦略拠点32098」を完全書き直しで追加。
久々にbondのCDを見つけたので聞いてるんだけども、やっぱり何か違うんだよなぁ。　今までにない感覚の弦楽ってのが売りだったんだろうけど、弦楽以外の音がうざったくてしょうがない。ヴィヴァルディの四季のアレンジでもある「Viva!」に至っては、弦楽どころか四季の冬を使ったクラブトラックでしかないような……。ずっと前の日記で、確か発展途上っぽいからこれからに期待ってな事書いたけど、最近聞かんなぁ。気づけば後発の女子十二楽坊の方がメジャーに(苦笑)　やっぱりアジア人にはアジアの楽器の方が合うんだろうか？　でも個人的には十二楽坊の方が評価低かったり。オリジナルの曲が少なすぎるとか、アジア独特の楽器使ってるわりにアレだとか、色々あるんだけども、どうも合わない。……ところであの団体さん、なんで十二人じゃないのに十二楽坊なんだろう？　謎は深まりつつも、案外どうでも良かったりする（ぉ　そういや先日の私信で書いた乙一のＺＯＯとＧＯＴＨ、帰ってきました。　一年近くＪＡＣＫに貸しっぱなしだったらしい。しかも野郎読んでやがらねぇ（苦笑）

07/20/04 火曜日日本各地で熱中症	SOUND	BOOK
	nothing	nothing
更新箇所なし
あっっっっつぅぅぅぅぅぅぅっっっ！　土曜日に法事があったり色々で、しばらく更新が途絶えてました。　久しぶりに従姉妹たちと会ってきたんですが、相変わらず仲良く元気なようで安心しました。　しかし、最近週末がほとんど寝れない。　先々週は土日合わせて三時間弱だったし、先週の法事も二時間ちょっと。高校時代と違ってムリがきかないようになってますわ(泣) 　法事の日は前日のが立て込んでて寝れたのが朝の五時前、起きたのが七時ちょい。マッハで風呂入って髪洗って髭剃って、朝飯も食わずに法事へGOですよ。法事と親族の会食自体は夕方の四時頃には終わったんですが、食事も終わってそろそろという頃に大叔父が「孫どもの歌が聴きたい」とかほざきやがりまして、私と従兄弟（イケメン）は速攻で拒否。歌は苦手だっつうのに、爺様婆様が一同ずらりと並んでる前に出て歌えるような歌もない。そもそも俺の好きなアーティストはこんなところのカラオケじゃ一曲も入れてくれないんだよっ(泣)　拒否しまくりながら、眠かったのでコーヒー飲むという名目で逃げていきました。代わりに従姉妹（美人姉妹）が歌わされたようでいい気味です(違)　かなり歌い慣れてる従姉妹達でさえ親族一同の前に出て歌うのは緊張したそうな。普通に上手かったからエエやんと思いましたが。うちの姉貴でも連れて行ったら親族一同拍手喝采だったんだろうなぁと考える夏の日でありました。ああ、うちの姉貴は体調不良で法事欠席だったんですわ。てか、体強くないのに、ワシが寝るちょっと前まで起きてバタバタしとるから体調崩すんだ。　さて…… 　暑いのでもう良いですか？　良いですよね？　ね？(泣) 　観測史上最高の暑さ万歳(泣) 　43度とか出てた地域の人はもっと暑いんだろうなぁ……

07/27/04 火曜日日光嫌い	SOUND	BOOK
	大嶋啓之 [Stake me on the Roulette (urban street mix)],[Perfect Vanity] from "Perfect Vanity"	乙一 [ZOO]
更新箇所なし
土曜の夜にHNKで武術太極拳の全日本選手権大会が放送されてました。　まったく放送を知らなかったので、おかんにパソコンを教えている最中に親父からの内線で「NHKつけてみぃ」と言われ、つけてビックリ。　速攻で部屋に戻ってキャプチャー開始してから、二階に全員集合。　既に半分近く終わってしまっていたんですが、やはり一位の人は凄まじい。　武術太極拳の大会は、個人の規定競技が・総合太極拳・長拳・剣・刀・槍・棍・南拳・南刀・南棍・24式太極拳・楊式太極拳・陳式太極拳・呉式太極拳・孫式太極拳・32式太極剣・42式太極剣・初級長拳・ジュニア太極拳　個人の自選競技が・48式太極拳・楊式・88式太極拳・陳式太極拳・呉式・孫式太極拳・太極拳・刀・伝統拳術・伝統器械　で大会を行います。　このうちのいくつがTVで放送されたのかは知りませんが、私が見れたのは南拳の男女、南刀の男女、南棍の男女と、後は総合と伝統のダイジェストだけでした。　前に見たときもそうだったんだけども、どうも一位の人が群を抜いていて、男子も女子も拳・刀・棍の優勝者が同じ人でした。ベテランが三種目制覇し、若手のトップが二位か三位を総取りする、そんな感じ。今回のも、若手は上手いんだけども気が入っておらず、優勝した人は（順位が出る前からハッキリと）動きが全然違い、全ての動作に気が入っていると素人目にも解りました。　南拳が剛、長拳が柔といったふうで――解りやすく言うと、南拳が空手の源流、長拳が少林寺等のいわゆる一般的なイメージのカンフーですね。剛柔がハッキリと分かれている訳ですが、私が見たかったのは長拳だったので、少々残念でした。　昨年の十月に、私が初めて太極拳の試験を受けた際、少し言葉を交わした青年がいたんですが、彼がかなり長拳が上手く、大会に出てないかなぁという期待を持っていたのです。　まあ残念だなぁと思いながらも、ダイジェストの総合太極拳と伝統拳に目を奪われていたんですがね。　総合は様々な流派のある太極拳の動作を纏めて、協議会用に編成された太極拳なんですが、様々な流派が混ざっているためにとても動きが複雑なんですわ。おそらく皆さんが持っているイメージの、公園で爺さん婆さんがやっているのは簡化24式太極拳と呼ばれるもので、楊式太極拳を元に24の動作で構成される最もポピュラーな太極拳です。ゆっくりとした動作で、踊っているように見えるアレです（余談ですが、日本で行われてる太極拳の大半は健康法であり、舞踏的ですが、この全日本競技会などに出るような太極拳は、たとえ同じ流派・同じ動作でもまったく別物です。完全に一つの武術として、全て些細な動きにまで意味があります。そのために一つ一つの動作が難しく、また筋力もかなり必要で、ゆっくりと動く方が難しいのです）。基本的に24式は全ての動作の速度が均一なのですが、源流とも言われる陳式太極拳は動作に緩急があり、柳のような動きから、急に鞭がしなるような打撃動作が混ざるというもので、一見しても同じ「太極拳」とは思えないほど違います。つまりは、別流派の動作を混ぜるというのは、よほど熟練していないとムリということで……。その総合太極拳B（Aが60歳以上、Bが30～59歳、Cが29歳以下）で優勝してる人、丁度うちにあるNHKの太極拳指導ビデオに出てる人なんですよね。今年で30歳になったから総合Cから総合Bに変わったらしいんですが、合計で9連覇だそうで……21歳から総合で優勝し続けてるんですか？(汗)　実は日本の太極拳レベルって結構高くて、この人は世界選手権でも銅を取った人だし、他にも世界選手権で優勝した選手も存在します。　凄いなぁと思いながら見てたんですが、残念ながらダイジェスト、動作がとびとび(泣) 　あっさり終わって、伝統拳術のダイジェストにチェンジ。　……猿拳とか、蟷螂拳とか蛇拳とか、格ゲーやジャッキーチェンでしか見たことのない動きが可能な日本人が実在する事を証明してました。　中でも驚いたのは酔剣。酔拳ではなく、剣を使ったものなんですが、特殊効果を使わずにこんな動きが可能なのかと目を疑うほどすばらしいものでした。　そんなこんなで、月曜日の太極拳を終えて家でのんびりしてると、オカンが先生から仕入れた情報を持ってきました。「あの子、大会出ててんて」　先述の、私が初めて受けた試験の際に会った青年が、あの選手権大会に出てたの言うのです。「24式のCで優勝やて！」　……えっ？　試験の時に、まだ始めて一年半とか言ってたんですけど？　あれから時間経ってるとは言え、まだ二年ちょいですよ？　どう頑張っても一級までしか取れない期間ですよ？　優勝かよ……。ちょっと感動でした(笑) 　（後日追記：どうも母の聞き間違えで、優勝じゃなくて入賞だったらしい）　あ、蛇足。　空手の極真会館を作った伝説の空手家、大山倍達。うちのオヤジは（極真空手は嫌いだけれども）氏の生き方が好きだったそうで、私が小学生の頃から「あの大山倍達が勝てなかった相手が一人だけいる」と言っては太極拳の達人の話をしてたんですわ。それをふと思い出して聞いてみると、「大山倍達が唯一負けを認めた相手が陳家だ」と言う。てっきり陳式太極拳の事だとばかり思ってたんですが……違いました。　オヤジは続ける「あの牛の角を折る大山倍達の手刀が一度も当たらず、手刀を当てるために出した（牽制の）蹴りさえも当たらなかったらしい。陳老師は本当に凄かったらしい」どうも、陳式太極拳とは別に、陳老師という方の楊式陳家太極拳というのがあるそうで……ややこしいわ（苦笑）

07/30/04 金曜日台風	SOUND	BOOK
	なし	なし
更新箇所なし
ルパンがあまりにもつまらなかったので今日は短めに。　ドコモが携帯で買い物できるシステムをついに実装しちゃいましたね。　前から思ってたんだけども、これってヤバくないのかな？　携帯が普及してから、確実にテレフォンカードの需要は減り、公衆電話も激減した。それと同時に腕時計も減り、ブランドか極端に安いか多機能かというものしか生き残っていないように思える。実際に腕時計業界は携帯普及で人々が腕時計を必要としなくなったために、かなりのダメージを受けている。　じゃあ、買い物ができる携帯が普及したら？　おそらく財布を持ち歩く機会が減るんじゃないだろうか。　その状態で携帯を落としたり盗まれたりしたら、いったいどうするんだろう。　携帯会社に電話して止めてもらおうにも、その電話がない。テレフォンカードも小銭も、電話で代替していたから、やはりない。連絡手段も金銭もない状態で、いったいどうできるというのか。　パスワードをかけていようが、「日常で使う」という事を想定して作られている限り、容易に解除・解読されるのは目に見えている。今日びは携帯電話の暗証番号などならパソコンを使って何分もかからずに解読するツールもある。そして、携帯のパスとカードなどのパスは誕生日の四桁で統一させる人が多い。多少用心深く、誕生日を使わなくとも、携帯のパスとカードのパスを忘れないように同じ番号にするという人は多い。　あまりにも危険性が高いんじゃないか？　デジタルに慣れすぎると、より簡単なことで足下をすくわれる、そんな気がする。