過去日記ログ
注:古い日記ですので、情報の誤りや、今とは違う価値観で書いているものがあります。
閲覧に当たっては、充分にそれを念頭に置いて下さい。



05/02/04
日曜日
晴天のち曇天のち小雨
SOUND BOOK
Des-ROW feat.真言 [THE PLACE TO BE]

ロバート・A・ハインライン [宇宙の孤児]
金原さとみ [蛇にピアス]


更新箇所
特になし

 BSでやっていたロード・オブ・ザ・リングを観る。
 劇場では最終作しか観たことないのに、「旅の仲間」を観るのは四度目だったりする。
 通常版・字幕、通常版・吹き替え、特別版・吹き替えと観てきたけど、やっぱり特別編の吹き替えが一番良かった。
 かねてからファンの間では、字幕版は観るべきではないと言われてきたようだが、吹き替えを観ると良くその理由が解る。
 吹き替え版の訳をやっている人は、物語を良く理解しており、その上で作者であるJ.R.R.トールキンの意図をも解っている。それに比べて、字幕版は訳者である戸田奈津子氏がまったく物語を理解していないので、訳が適当などころか、物語を破壊してしまっている箇所がある。
 元々原作は読んでいた私ですが、映画を字幕版で観た時に「こいつこんなキャラだったか?」ってな違和感を感じまくったものの、原作を読んで時間が経っていたのと英語に疎いために具体的な違和感の元が解らずじまいでした。
 いや〜、比べてみると笑えるほど違う。
 というか結構ファンの間で問題になっていたせいか、特別編では字幕が修正され、第二作「二つの塔」では原作の訳者である瀬田貞二氏(C.S.ルイスの「ナルニア国ものがたり」の訳者)と共訳していた田中明子氏が“協力者”として字幕参加し、第三作になれば詳しい人から見ても殆ど問題ないとか。
 ま、こういうサイトがわんさかあるので、そちらに詳しいです。
 しかし同じ「旅の仲間」でも三つ見比べてみると、特別編は際だって面白いです。
 三十分に及ぶ追加シーンによって、原作により近い映像となっており、話に深みが出ています。特にキャラクター描写がかなり増えているのは大したもの

 普段ならば洋画を観る際には字幕を選ぶんですが、これに限っては吹き替えをおすすめします。
 原作を知らない人には世界観が複雑だという理由もさることながら、英語ではない独自の言語が数種類出てくるのが重要。
 トールキンは小説家でありつつ、言語学者でもあるので、物語に出てくる数種類の独自の言語を完全に作っています。文法、文字、発音(しかも歴史まで)。
 英字幕で観ている時には、そのことをあまり意識していなかったんですけど、吹き替えになると普段は日本語で物語が進行しているので、他言語が出た時にそれ際だっていました。
 まあ何が言いたいかというと、指輪は特別版の吹き替えを観ましょうってな事です。
 ちょっと短いですが、今日はこのへんで。


05/08/04
土曜日
SOUND BOOK
Des-ROW feat.めぐみ [THE PLACE TO BE ver.red]

ロバート・A・ハインライン [宇宙の孤児]
秋山瑞人 [イリヤの空 UFOの夏 その4]


更新箇所
ギャラリー:写真を三点追加

 何気にカウンターが60000まで近いですな。踏んだ方はご報告を〜何も出ませんが(ぉぃ

 金原さとみの「蛇にピアス」を数日前に読了。芥川賞のアレです。
 同じく芥川賞を取った綿矢りさのデビュー作である「インストール」とは違って、きっちりと読ませるだけの文章ではありました。
 ターゲット層は若い世代、高校生くらいかな。コアターゲットは「一般の感覚を持ちながら本を読みつつ、斜に構えた女子中高生」とかかな? 感覚的に言うと、漫画読むにも「彼氏彼女の事情」とか「NANA」とかじゃなくて「バナナフィッシュ」とかを選ぶ人向け。余計解りにくいか。
 何が伝えたいとかそういうのは無いように感じられた。
 少なくとも、おっちゃんにはオススメできない小説。確実にターゲットから外れてます。身体改造、マニアックな性癖、性交、いわゆる「一般人」の視点からは忌避されるようなキャラクターや素材を扱っているので、おっちゃん(特に子持ち)は見ない方が良いかと。おっちゃんが見て得るものは少ないだろうし、逆に変な心配して子供が迷惑するかも知れません。
 コアターゲットに書いたものにかつては当てはまっていたというお姉様方は、逆に読むと「若いわね」とか思うかも知れませんな。
 作品としては面白くないわけではなく、普通に読めたんですが(ちょっと面白いくらいだった)、中盤以降は話の展開が読めやすく、ジャンルに迷っているような印象を受けました。中途半端に迷ったまま書かれたような印象と言った方がいいのかな。
 それ以外に気になった点としては、作者の持っている「常識」をそのままキャラクターの持つ「常識」にしてしまっている部分があり、通常そのキャラクターなら知らないであろう事を喋らせてしまっているのが何カ所かあった事ですね。しかしこの辺は、作中ではえがかれていないキャラクターの成長過程で知っていてもおかしくはないという程度。作者が意図しているのならば問題はないでしょう。

 んで、GW中に古本屋で何となく買った、ロバート・A・ハインラインの「宇宙の孤児」も読了。
 実は「蛇にピアス」を家で読み、こちらを移動中に読むという事をしていたために、ピアスの方を読んでいてもこちらの先が気になる始末。
 やっぱり面白いですわ。
 ハインラインの作品は「夏への扉」しか読んだことがなかったんですが、やっぱり読みやすい。キャラクターにページを進ませる力がある小説だなぁという印象。
 他の作品も読みたかったので本屋に行ったんですが、ハインラインのコーナーが無くてがっかり。
 神林長平のコーナーはあったんだけどなぁ。(神林長平も、キャラクターにページを進ませるだけの力を持った作品を書く、日本のSF作家。代表作は「敵は海賊」シリーズや「戦闘妖精雪風」。ちなみに、氏の本は友人が買い揃える担当なので、私は借りるだけ)
 ハインラインのでおすすめの作品がある人は是非ご教授を〜。


05/16/04
日曜日
SOUND BOOK
TaQ [inocent wall],[distonce]from"ongaq:stromatolite"

成田良悟 [デュラララ!]
成田良悟 [ヴぁんぷ!]
向山貴彦 [童話物語 大きなお話の始まり]


更新箇所
ALIVE特設

 更新しよう更新しようと考えながら、間あくこと八日間。
 日頃のバタバタしているのが祟ってか、日記をサボる癖が付いてしまってる今日この頃。

 専門時代のクラスメイトが実家から久々に大阪に出てきたので、同じく専門時代の仲間ら数人と集まって歓談する。
 創作意欲を刺激されながらも、数種考えているお話のどれもが中途半端な事に悩む。
 中学生の時に考えた世界をアラニアとして構築し、高校生の時に考えた話を小説として表現し、専門時代に考えた物語達は未だに眠っている。
 異世界アラニアの構築は完全ではなく、小説アラニアも序文が終わった程度、眠っている物語達を起こそうにも、起きてからの世話が出来るかどうかと困っている。
 ずっと前からこの日記にその片鱗は書いていたので、古参の方は知っているかもしれない作品達。火の国の民、フェンドリック、アウェバストラの竜。
 この三作のどれか一つでも、小説として形にしなければいけないような気がしている。この他にも数作あるのだが、特にこの三つにその思いが強い。
 というのも、三作ともプロットや設定を構築した後であり、フェンドリックに至っては本文を170枚ほど書いていたからだ。
 しかしどれも、何かが足りず、その何かが何なのか、もしくはどうすれば足りるのかが解らずに、模索しながら眠らせた作品達――正確には作品の卵達だ。
 フェンドリックを書きながらも、「これでは自己満足にしか過ぎず、読者が楽しむことが出来るのか」「読者が楽しいと感じる部分はどこなのか」と悩むうちに、当時の自分では力不足だとして封印。
 その後、火の国の民を考え始め、詳細すぎる設定に加えて(専門時代だったので)数度に渡るプロットの添削や構築を繰り返していた。しかし講師殿から一点、指摘をされた部分がエンターテインメント作品として致命的で、冷静に作品を再構成出来るまで間を置こうと封印。
 そしてアウェバストラを考え始め……
 こう書いていると、自分の問題点が見えてくる。
 私は、自分が書きたい物語と、読者が読みたい物語のギャップに捕らわれているんじゃないだろうか。自分の書きたい物語が、真に一般の読者が面白いと思う物語かどうかという自信がないのかもしれない。特定の層に面白いと思って貰える小説なら書けるという過信はある。だが、エンターテインメント作品とは、不特定多数の人に読んで貰え、その内の大多数が「まあ面白い」「普通に面白い」と感じ、さらに少数が「とても面白い」と思う、そんなものなのじゃないだろうか。そうなってくると、私の書く小説にエンターテインメント性があるのかと自問し、次第に動きが取れなくなってくる。
 そして、力量が足りずに封印した作品が更に上にのしかかる。自らが生み出そうとした作品に押しつぶされてはいけない。捕らわれてはいけない。
 だから私は、あえて封印した三作の一つを次の応募作品にしようと考えている。
 だがこう考えること自体が、捕らわれている事実に他ならなかったりする。
 しょうもない奴だなぁ。


05/19/04
水曜日
SOUND BOOK
TaQ [inocent walls]
from"ongaq:stromatolite"

TwinAmadeuS [Freezing atmosphere]
dj nagureo [5.8.8.]
ASLETICS [NO DOUBT GET LOUD]
Mr.T [EXE]
from"beatmaniaIIDX 10th style OST"

Will McDermott [THE MOONS OF MIRRODIN]
綿矢りさ [蹴りたい背中]
雨宮諒 [シュプルのおはなし]


更新箇所
なし

 英字の小説に四苦八苦する今日この頃、栗の人ですコンバンワ。

 金原ひとみの「蛇にピアス」に続き、綿矢りさの「蹴りたい背中」も読了。
 こちらは金原氏よりはターゲット層が広いですな。
 現役の高校生や、高校やら青春やらに深い思い入れのある人、やり残した事などがあって心のどこかに青春を引きずっている層には面白く読めるかと。
 私もそういう節があるので、「青いなぁ」と思う反面、共感できる部分もちらほら。
 ただし、ヘタです。
 金原氏の文章はほぼ完成していましたが、こちらは「インストール」の時ほどじゃないにしても、粗いです。
 しかし、その粗さも上手く転べば「個性」になるヘタさかと思います。読み比べてみると、粗が目立ち下手に感じる綿矢氏の文章の方が、金原氏よりも味がある。
 私よりも先にコレを読んだ仲間がいまして、彼にどないなもんかとたずねた時に、「彼女はこのテーマから外れたら文章が書けないんじゃないか」と言われました。読んでみた所、殆ど同感です。インストールも蹴りたい背中も共通する部分が多く、ストーリーラインこそ違えど、「大差がない」と言おうとすれば言えてしまうような話になってしまいます。ぶっちゃけた話、そのお仲間に「インストール読んでたら読む必要な無いで」とも言われたんですが、確かに人によっては確実にそうです。実のところ私はこの話キライじゃないんですけどね(笑)
 私が「インストール」を嫌いにもかかわらず「蹴りたい背中」は許容範囲なのは、冒頭で書いたターゲット層に自分が軽くかかるからだと思います。
 なので、率直な読了感を言葉にすると、「若いし青いし下手だけど、気持ちは解らんでもないからOK」という微妙なものに(笑)

 あくまでも私の感覚ですが、金原氏にしても綿矢氏にしても、長続きはしなさそうな作家だなと思います。
 金原氏の小説がツボに入る人は、短期集中的に一気にハマリ、覚めたら「うわ、昔の私こんなの読んでたんや、恥ずかしいから捨てよ」といった感じであっさり離れるタイプだと感じているというのは前にも書いたと思いますが、それでは「昔からずっと金原ひとみのファン」というタイプの読者はつかないんだろうなぁと。
 綿矢氏の場合は、現役世代に受ける可能性はあるし、学生時代に思い入れやら幻想やらがある人にも受けるとは思いますが……。心配なのは、継続してコンスタントに新作を発表できるか、下手な文章を上手くできるor個性にできるか、同じパターンでやるならどれだけ種類が作れるか、別パターンでやるなら作者にその引き出しがあるか等々。なんせ、初めて書いた小説でデビューして、それから一年二年経ってようやく二作目だから、圧倒的に経験が足りない。逆に言えば、まだ伸びる余地はある。

 しっかし、両方とも文章から若さがにじみ出てますな。
 そして見事なまでに二人ともメインターゲットが高校生くらいの女性。まず文藝春秋読んでるオッサンには共感できん小説だわ(笑)


05/21/04
金曜日
曇り
SOUND BOOK
TwinAmadeuS [Freezing atmosphere]
TaQ [InnocentWalls]
Mr.T [A-JAX(3-WAY MIX)]
from"beatmaniaIIDX 10th style OST"

Will McDermott [THE MOONS OF MIRRODIN]
雨宮諒 [シュプルのおはなし]


更新箇所
ALIVE特設。
日記ログ置き場を設置。
日記ログ置き場:お気に入り日記(未完成板)、03年11月の日記、12月の日記、04年1月の日記、2月の日記を追加。
TheAraniaStory:偽章第二話のPDF版追加。句読点や接続詞の調整。
ギャラリー:小説内、アラニアを上記のように更新。

 先日の事、母の誕生日だったので外食しようという話になりました。
 向かった先は、大阪は天神橋筋六丁目付近にあるGATOなる店。
 蓄音機があり、そこで年代物のレコードをかけてくれるという落ち着いたお店。
 一日に一組だけの完全予約制で、奥さんが料理担当で、マスターがレコード担当のようだ。マスターは蓄音機等を1000台、レコードを2万枚ほど所有しているらしく、新聞やテレビの取材も多々あり、講演も開いているという。
 ただ、母と姉と私の三人だけで行ったのがまずかったのだろう、店に入ってしばらくは「物珍しさで来たシロウト」と思われていたのか、マスターの説明やらウンチクが少し度が過ぎた。しかし、うちの母は姉と私を産むまでは声楽をやっており、クラッシックにも詳しい。何よりも「音」と「歌」に関してはただならぬこだわりを持っている。姉も私も音楽は大好きだ。一種の中毒とさえ言える。いや、それ以前に、我が一家には音馬鹿の父がいる。幼い頃より父のこだわりを見、聞き、語られてきた身にとっては、「音楽を知らない人のために」みたいな講義は甚だ遺憾である。ぶっちゃけると、レコードに関しちゃ全く知らないので、楽しかったのだが(笑) まあフォローをすると、全く知らない人でも楽しめるようにと言う配慮なのだろう。実際、話し上手なマスターで、知識のない人が感心・感動する事が嬉しいといった雰囲気だった。
 その日は雨が降っていたのだが、入り口の戸を開けており(ついたてなどで外からは見えないようになっている)、雨の音と外気が店にも入ってくる。その状態で、SPレコードの音が蓄音機から流れてくるのは、何とも言えない味があった。
 今の家に引っ越す以前、父はレコードを数千枚持っていたのだが殆どがLPレコードで、私はSPというものは存在しか知らなかった。マスターから「溝がすり減っていくから200回ほどしかかけられない」と聞いた時には感銘を受けた。姉も同じだったらしく、「じゃあこの音はこの一回しかきけないんや」と言っていた。まったくもってその通りで、毎回すり減るのであれば毎回音は違うし、その日の気温や湿度によっても音が変わるのだろう。そう思っていると、まったく同じ事をマスターが説明する。どうも熱心なアナログ信者というか、アンチデジタルなおっさんのようだ(笑)
 とても味のある音楽に包まれながら食う料理は…………いや、お世辞にも「最高」とは言えない味というか、料理店の味じゃあなかった。マスター曰く、自然で新鮮な食材をなるべく調味料を使わずに作っているので、今よりも明日美味しいはずだ、と。言っている意味は分かる。ここは料理の味を楽しむ店ではなく、雰囲気を楽しむ店なのだ。美味しい味に舌鼓を打つのではなく、素朴で家庭的な味(ちょっと薄味)の体にいい料理を食い、心地良い音楽を聴き、その雰囲気に包まれることによってリラックスをする、そんな店なのだろう。店の外観と内装は最高だった。まるで感じの良い家にお呼ばれをしているような、そんな感じだ。見渡す限り、全ての家具がアンティークっぽい木製家具だったし(実を言うと、私は行ったことはないがやたらと評判の良いパン屋があり、そこのデザインもここのマスターがやっているらしい)。
 露骨にマスターがコレクションと知識を披露したがるというのが、嫌な人は嫌だろうが、ハマる人はどっぷりとファンになるだろう。多分、常連にでもなれば最高の隠れ家的な店になると思う。
 東京からも芸能人がお忍びで来ることもあるらしく(一日一組の予約制だから、誰にも見られない)、この日もHNKの人が来るという話だった。
 と書くと、違和感を覚える人もいるだろう。実は事前に、店の方からHNKの方々が同じ日に予約を入れたいらしいが、構わないだろうかという電話があったのだ。母はOKしたらしく、我々と少し時間をずらしてHNKの方々が大挙として押し寄せてきた。どうも予約をした人は常連さんらしく、新入社員などにこの店を紹介したかったのだろう。新入社員らしき男を除いては、とても礼儀正しい人々だった。というか私は姉がついたてごしに、その新入社員にヤな面をしているのを何度か見た(笑) まあ、店の雰囲気も考えずに自慢話をしまくり、しかも上座に座っているという不思議さ。我々が店を出る際に常連さんが「お騒がせしてすみません」と言ってきたのも仕方はないか。
 そういえば、冒頭で書いた「物珍しさで来たシロウト」みたい扱いは、すぐに無くなった。
 というか、マスターが父に興味を持っていた(笑)
 マスターは最初にクイズを出したのだ。LPはロングプレイの略、ならばSPは何の略か。SPレコードの材質は何で出来ているかといったものだ。私はまったく解らなかったのだが、音に感動した母が父にそれを伝えるメールをした際にクイズも一緒に伝えると、見事に父は返してきたのだった。「SPはスタンダードプレイの略ではなかったか。それと、その曲のSPというと、この人かこの人以外に思いつかないが、どちらだろうか?」と。ちなみに、そのレコードは1930年代のものである。母にメールを見せられたマスターは大層驚いており、「是非次回は旦那さんもご一緒に」と何度も言っていた。音馬鹿恐るべし。
 ただ、父はクラッシックにジャズにフォークにと、とにかく「音楽」が好きなのに対して、マスターは「レコードから出る音」が好きな節がある。多分二人の話はかみ合わないだろう(苦笑) 微細な音にこだわる頑固親父と、アナログにこだわるマニアマスターだからなぁ。
 しかし、普通の店ならば、うざったい客やら解説好きの店主がいればすぐに店を出るか、食い終わっても不満たらたらなのだが、この店は、それさえも越えて楽しかったと言える不思議な魅力があった。
 是非また行きたいなぁと思う。ただし、今度はHNKは勘弁ね。


05/26/04
水曜日
曇り
SOUND BOOK
Des-ROW・組スペシアル [COBALT]
Des-ROW・組スペシアル [男々道15]
from"pop'n music vocal best 5"

TwinAmadeuS [Freezing atmosphere]
from"beatmaniaIIDX 10th style OST"

Will McDermott [THE MOONS OF MIRRODIN]
ルース・スタイルス・ガネット [エルマーのぼうけん]


更新箇所
日記ログ置き場:04年3の日記、4月の日記を追加。

 ホームページビルダーを6から8に変えたところ、容量が25倍以上に跳ね上がった……なんでこんなに重くなったんだろう?

 無事に法事も終わりました。まあまたひと月もしたら別の法事が入るわけですが。しかも夏物のスーツ持ってないから買わないといけないんですが。……高いよ。
 今回の法事は大阪は天王寺の一心寺だったんですが、流石は一心寺、スーツなんてきちっとした服着る必要がない。
 母方の祖父は東本願寺に一部納骨しているんで、きちんとした服じゃないとダメなんですけど、この一心寺はどうもそんな雰囲気じゃない。
 デカくて有名な寺なんですけど、どうも寺の側から権威を押しつけている感じが好きじゃない。入り口からして変なもんで、現代アートかとでも突っ込みたくなる、無意味な三角形のパネルが門の上に乱舞しており、仁王像はブロンズ製。しかも仁王には見えないしシロウト目には雑で適当な造形(一応高名な芸術家が作ったらしい)。同じくブロンズの門には四人の裸のねぇちゃんが笛を吹いているレリーフがある。もうね、寺じゃねぇと。
 受け付けも事務的なら、払った金によって扱いが変わるのも好かんし、お経がめっちゃ流れ作業っぽいのも……なんでココにお骨納めたんやろ?
 まあ、堅苦しくなく、開放的な寺という点では若い人には受けがいいのかもしれませんが、有り難くはないなぁ。
 ちなみに、今回の法事は父方の祖父だったために、寺でお経をあげてから、帰宅して父がお経をあげなおしました。
 どうでもいいが、従兄弟の嫁さんがDes-ROWに似てる……(何)
 そんなこんなで、今日はこのへんにします。ではまた。


05/27/04
木曜日
晴れのち曇り
SOUND BOOK
TwinAmadeuS [Freezing atmosphere]
from"beatmaniaIIDX 10th style OST"

Will McDermott [THE MOONS OF MIRRODIN]


更新箇所
昨日の日記。アップしてたけど、その旨をトップに書き忘れてました。

 スールの誓いと聞いてもスーンスールズカーリッターしか思い浮かばない今日この頃、いかがお過ごしでしょうCrymsonです。

 ……うちのサイトを見ている人で↑の意味がわかる人はいるんだろうか?
 え〜っとね? スールの誓いってのは、(私は読んでないけど)アニメ化もされた人気小説「マリア様が見てる」で女学生が義姉妹の誓いを交わす事を指すらしくてね? 男らしく言うと桃園の誓いですか?
 スーン・スールズカーリッターってのはね、田中芳樹の名作「銀河英雄伝説」の登場人物で自由惑星同盟の少佐にしてランテマリオ会戦の前日に倒れたファイフェル少将の後を受けてアレクサンドル・ビュコック元帥の副官となった有能な男です。
 …………知識が偏ってるというツッコミは無用だ!
 そしてギャグの解説がサムイ事も言わんでいい!
 。・゚・(ノД`)・゚・。 解ってるんだよぅ

 ちなみに、スールズカーリッターなる珍妙な名字でよくいじられてたため、後日、ビュコック元帥に呼ばれていた「スーン・スール」を本名としてしまいます。こう(略)ね。
 …………アカン、アカンで、空回りやで俺!

 ……よし、そんなときはアレだ。
 寝よう!(マテ