12/03/03 水曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
BeForU [BRE∀K DOWN!] EK [TEARS] |
乙一 [くつしたをかくせ!] 水野良 [砂塵の国の魔法戦士] 水野良 [魔法戦士リウイ1] 島田荘司 [ネジ式ザゼツキー] |
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更新箇所 アライブ特設 |
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今日はちょいと暑かったッス。というか、自分の服装のせいで暑かっただけですが。ユニクロのエアテックのジャンパーだかなんだかが安かったので、思わず購入したわけですが、薄いのに保温性バツグンで、昼に着て動くと暑いくらいです――でした(ぉぃ 一週間ほど更新が空いたわけですが、ま、最近はこんなペースという事で皆さんもなれて下さったかと(撲) 先日久しぶりにビニメタ氏宅へお邪魔しました。 すぐに捨てるだろうと思ってあげた「ドリャーもん」というおぞましき二足歩行筋肉ロボットのイラストが、いまだに飾られていてビックリ。というか、なんで飾ってるんですか。アレですよ? ドラ○もん どうしても飾るというのならば…………フルカラー版を真面目に描き直しますよ?(違) あ、そうそう、ビニメタ氏宅では駄弁ったり、三国無双眺めたり、X-BOXを嘲笑してみたり、氏に飯作ってもらったり、TV見たり、ギャザを一戦したりしてました。なんとまったりとした……。 BeForUのアルバムが届きました。 KONAMIの音ゲーアルバムの一種ですな。私の好きなアーティストの前田尚紀氏が、オーディションを行って集めた女性四人組です。主にDDRの曲を歌っており、ビーマニやらドラマニやらポップンやらにも顔を出していました。曲もたまり、人気もあるのでCDを作ろうという事になり、アンケートの結果実際に発売されたわけです。 ん〜、でも微妙だったなぁ(ぇ 全曲ロングアレンジされてましたが、微妙なアレンジが多かった気が……。 ポンコツロボ氏も購入したみたいですし、このサイトを見てる人も数名は曲に見当がつくだろうからちょっと突っ込んで書きますか。 具体的に言うと、noria名義全般と、[true...(2003 album ver)]ですな。特にtrue...はDDRMAXのサントラに収録されているFullVersionとTranceSunriseMixで「お、BeForUいいかも」と思ったので……あんまり好みのRemixじゃなかったです。従来のミディアムテンポにNAOKIサウンドが良い感じで曲の展開に感動を与えていたので、更にゆっくりになり、NAOKIっぽくない(ありきたりな)リミックスになってしまっていると感じてしまいました。 noria名義曲は……。前田尚紀(NAOKI)プロデュースのBeForUなのに、石川貴之(DJ TAKA)氏のプロデュースだからなのか、凄い違和感が……。昔からTAKA氏は自分に合わない方面の曲ばかり作ってた印象がありますが(一時期の自称トランスの数々なんぞ聴けたもんじゃなかったし、松田聖子の「天国のKISS」のカヴァーを当時無名のオセロに歌わせたりとかも……ねぇ)、noria名義のは大半が中途半端なポップって感じでいただけません。 まあ、白石紀亜(noria)氏の側の問題かもしれませんが。あの声質は好きなんですが、彼女は英語が苦手なのか、はたまた滑舌が悪いのか、英詩部分がまったく何歌ってんだか解らんのですよ。言葉と言葉の切れ目がまったく無いのっぺりとした歌に聞こえるんですな。 後は……アルバム全体通して思ったのは「下手に普通っぽく作ろうとしてミスった」って事かな? 元々音ゲー、しかもダンスゲームの曲なんだから、打ち込みバンザイの重低音バンザイでいいと思うんですが……。一曲目[チカラ(LIVE BAND style)]は、ベースがワンパターンに聴こえるし、途中からはドラムまでもが単純なリズムになっちゃって……こういう構成なんだろうけど、ちょっとなぁ……LIVE BANDとか組んで、非打ち込みにしてるんだから、もっと人間味のある構成と演奏じゃないと、逆に迫力が無くなって冷めます。 三曲目[DIVE]は、発表時BeForUがあまりにも下手すぎて、同時期に発表された同曲のヴォーカル&歌詞言語の違う、Paula Terryの[DIVE 〜INTO YOUR HEART]の方が人気あったと思います。それから考えると、かなり進化しました。 他の曲も前述のもの以外は良好。私の好きだった[BRE∀K DOWN!(LIVE BAND style)]、[Firefly]、[TEARS]もエエ感じでした。 流石にTEARSの前奏三分には笑いましたが(笑) 石川貴之リミックスだけども、私はこういうリミックスは大好きです(NAOKIのピアノラインが消えたのは寂しいけど)。noria名義が“TAKA”の曲だとしたら、TEARSは“DJ SETUP”や“OutPhase”の曲って感じかな(注:石川貴之の名義は主にDJ TAKA、TAKA、OutPhaseだが、DJ SETUP、D.J.Amuroなどの名義も氏だと噂される。後者二つは音の重ね方やドラマティックな展開などが「TAKAにこんな音出せるの!?」とはなはだ失礼な事を言われる。でも一番氏が可能性濃厚なのだ)。一番雰囲気が近いTAKA曲は[Colors]でしょう。石川氏は“楽”的な曲よりも“哀”的な曲や破壊的混沌的な曲の方が上手いんで、これからもそっち方面だけ作って欲しいところ。 ビーマニつながりでもう一つ。 PS2版beatmania7thstyleの制作が検討されています。 ビーマニ続編開発プロジェクトの「一万人アンケート」が無事達成された結果、アーケード版beatmania10thstyleの発売が決定しました。しかし、家庭版続編開発は最終関門が残っています。それが、「12/24までに20000件の予約が集まるか?」という壁。24日までに20000人の予約が集まらない場合、家庭版続編(beatmania7thstyle)は立ち消えになり、今後も家庭版で新作が出ることはないでしょう。 ということで、ビーマニをやっている人は勿論、ビーマニに興味のある人も予約をお願いします。bemani史上、類を見ないほどの高難易度曲がひしめいていますのでっ(マテ まあ、そりゃ冗談ってわけでもないんですが、7thは(新曲は)43曲しかないはずなんですが、収録予定曲数が80曲以上って書いてますんで、7thとは名ばかりのボリュームになると思われます。是非、是非にっ! |
12/08/03 月曜日 寝込んでたので不明 |
SOUND | BOOK |
色々 | 水野良 [剣の国の魔法戦士] 水野良 [湖岸の国の魔法戦士] 水野良 [魔法戦士リウイ2] 水野良 [魔法戦士リウイ3] 水野良 [魔法戦士リウイ4] 水野良 [魔法戦士リウイ5] 水野良 [魔法戦士リウイ6] 水野良 [魔法戦士リウイ7] 水野良 [魔法戦士リウイ8] 水野良 [魔法戦士リウイ9] |
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更新箇所 アライブ特設 |
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ども、アラニアが進まないクリムです。 ちょっと連日忙しいのに加えて、体調崩しまして、更に一度消えたせいで調子が狂ってしまった事まで災いしてか、アラニアが進んでくれません。いや、進みすぎたとも言えるんですがね。 現在40枚ほどですが、よく考えたらあと20枚でアラニア偽章の起承転結の、「転」を半ばまで書かなければいけないんで、枚数調節が難しいのです。普段のように調節無視で書いてると70枚になりそうで……。 ああ、それとアラニアのサブタイトルを考えないとなぁ。 一応今書いているのは「偽章」となっていますが、章と言うからには大きな流れの一部なわけですよ。こちらが構想しているのでは偽章→第一部→第二部→第三部という流れで、作中時間で百年近い物語となっています。妥当に「風の系譜」とかで良いかなぁ(ぇ 誰だ、今「ベタやん」とか思ったのは。ベタベタさ!(ぇ 系譜ってのは血縁などの関係を図式化したものの他に、人や物の繋がりを意味するので、これが一番しっくり来るかなぁとは思ってるんですよね、ベタだけど。 まあベタなのでやめるかも知れませんが。ご意見募集。 昨晩は夢見が悪く……というか、うなされて寝れませんでした。 なんか久しぶりに不可解な体験をした気が……いや、夢かも知れませんが。夢のほうが嬉しいんですが。 とにかく、夜が明けるまで寝れず、太極拳はお休みさせていただきました。 二回目の欠席です。 ……で、なんで私が休む時に限ってステップアップするんですか? いじめ?(違) 入門太極拳から初級太極拳にステップアップした時が初めての欠席。 初級太極拳から二十四式太極拳にステップしたのが今日の欠席。 凹むわ〜。 ここひと月は初心者の人がわんさか入ってきたから、練功十八法と入門太極拳、たまに初級太極拳という感じだったために、早く二十四式を再開したいと思っていたのに…………てか、恐らく俺が一番「早く二十四式を!」と渇望してたと思う(泣) 3級取得には二十四式太極拳の前段が必要だからなぁ。 そういや、太極拳に関連してパソコンを改良するかもしれません(ぇ 親父から「治療のビデオやら講義のビデオやらを、DVD等で永久に保存しつつ何度も再生したい」と言われ、母からは「太極拳で初心者を教えるために、先生の太極拳をビデオに撮って、それを編集しよう」みたいな事を言われ(まあ、最初にポツリと「こんな事が出来たらなぁ」とこぼしてしまったのは私ですが)、妙な話が進んでしまいました。 具体的には、私のパソコンにビデオキャプチャーボードと追加メモリと外付けHDDを取り付けて、親父や母のビデオを取り込んで編集。外付けHDDに移して、母の部屋へ。母のパソコンに外付けHDDを接続し、DVD-Rで焼く。んで、太極拳の副代表の方に頼んで、そのDVDをビデオにダビングし、太極拳で使用するという流れですな。親父のビデオは、恐らくまたこちらでビデオに落としなおさねばならん気もしますが……。 なんか、凄まじく面倒なんですけど、面白そうでもあります。 話を進めるにあたって、自分のメリットを考えてみたら是非やろうという流れになったしね(笑) もう何よりもメモリが増える事が重要(ぇ ビデオキャプチャーよりもメモリですよ旦那。というかビデオキャプチャーも楽しそうだけどCPU・メモリ・HDD容量全てが不足してるからなぁ。友人から聞いていたキャプチャーボードは私のパソコンケースにゃ入らないし……。 いや、まてよ、それよりも重要なメリットがあった。 そのポイントと合わせたら、ヨドバシでフロントミッションフォースがポイント買いできる(ぇ ヽ( ´ー`)丿 そういや、友人から魔法戦士リウイを借りて読んでいます。 ロードス島戦記の作者の別シリーズです。 よく考えたら、私は水野良氏の影響を多大に受けてるなぁと、読みながら懐かしんでいました。ま、それは置いておくとして、作品の話ですな。 前にどんな作品かを聞いた時には「水野良なに書いてんだ……」と絶望しましたが、いざ読んでみると普通に面白いッス。ああ、この人らしいなぁという感じ。 ライトノベルの先駆けというか、気楽に読めるファンタジーとしては第一人者なんだろうなぁ、と。 読んでいて感じた良い点と悪い点を列挙するなら、良い点としては「テンポ良く読める」、「キャラクターが明るく能動的で、気持ちよく読める」という事が大きいかな。悪い点は「TRPGっぽすぎて、小説という感覚が薄れる」、「一冊の中での主題が希薄」ですな。 水野良のファンタジー作品、「ロードス島戦記」、「新ロードス島戦記」、「ロードス島伝説」、「魔法戦士リウイ」等は全て同一の世界を舞台にしています。それがフォーセリアと呼ばれる世界で、リウイはアレクラスト大陸、ロードスはその南にある、呪われた島ロードスが舞台です。これらはゲーム制作集団であるグループSNEのTRPG「ソードワールドRPG」の舞台でもあります。 ソードワールドRPGの制作は清松みゆき氏ですが、世界設定を水野良氏が担当した事により、水野氏がコンプティーク誌でリプレイを連載し、そこから小説「ロードス島戦記」生まれたわけです。 んで、ソードワールドRPGの舞台となるのはアレクラスト大陸、リウイの舞台です。 つまり、リウイがTRPGっぽくなるのは当然とも言えるんですが、これは受け付けない人は徹底して受け付けないと思います。 なんせ、盛り上がるであろうシーンがことごとく飛ばされますんで。例えば、「黒幕が判明、居場所は恐らくここだろう!」というのが解ったら普通はそこに行くなり対決するなりをえがくんですが、リウイではいきなり「戦いは終わった。結局こういう事があったわけだ」となる。そこが読み足りない気分にさせるんだけど、おかげでテンポは恐ろしく良い。まあ、本編のはずなのに、「短編三つ詰め込んでみました」なノリが多いのも、嫌う人は徹底して嫌うと思う。2時間くらいのRPGセッションのリプレイを三本詰め込んだって見えるしね。 逆に、ソードワールドRPGをプレイしていて、かつ「軽く読みたい」と思う人には良いかも知れません。 流石に島田荘司とかゲーテとか読んでると、こういうのを間に挟みたくなります(笑) 私のアラニアは、何度も書いているように、元々はTRPGのセッションが始まりでした。 んで、そのTRPGはソードワールドRPGだったわけです。ソードワールドRPGを初めてプレイしたときのキャラが今の「カーズ・リム・ダグス」の、地元の友人と初めてプレイしたときの友人のキャラが今の「タトゥス・トラウム」のアーキタイプとなっています。そこから、元々うすぼんやりと考えていた世界を纏めて行ったのが、今のアラニア世界の原型です。 つまり、ソードワールドRPGが無ければアラニアは無いわけです。そして、最初にアラニアを考えてた頃までに私が読んだ事のあったファンタジー小説は、エンデの「はてしない物語」、深沢美潮の「フォーチュンクエスト」、水野良の「ロードス島戦記」だけで(他にも読んだことはあっただろうが、当時の私に影響を与えるほど、記憶には残っていない)、その中でもロードスに一番影響を受けていました。 だからかも知れないけど、一番最初にアラニアをこのサイトで書いた時、ある方から頂いた感想で「クリスタニアに影響を受けていないか?」というのがありました。「クリスタニア」とは、これまた水野良氏の作品で、ロードス島ともかかわりが深い(恐らく同じ世界を使った)ファンタジー作品でした。その感想を頂いて初めて、私は「ああ、読んだ本が文章に影響を与えるんだ」と実感したのです。 そして今、新たにアラニアを再構築して、当時書いたものを越える作品を捻出している最中に、奇しくもまた水野良のフォーセリア舞台のファンタジーを読んでいます(笑) 初心忘れるべからず。読みやすさやテンポといったものに、一層気を使わなければいけないなと思う、師走の栗でありました。 |
12/16/03 火曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
なし | なし |
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更新箇所 アライブ特設 |
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土曜日に忘年会があったんですが、その席で最近お知り合いになった方に「今までの人生で一番悩んだ事は何?」と突然訊かれました。 もう面食らって面食らって。知らない人じゃないんですが、ほとんど喋った事もないのにそんなの訊かれてもね。てか、姉貴のお友達なんですけど、前から人と付き合うときの距離感が無いとは聞いてましたが、マジで間合いが無さすぎ(汗) いきなり一番の悩みだの傷だのを聞き出そうとするなってんだ。今までにも間合いが無い人は何人かいましたが、その全てが女性というのは偶然なんだろうか……。男でもこういう間合いの無い人ってのはいるんかなぁ。 私は人間関係でかなり間合いをはかるタイプです。間合いってのもいまいち解りにくいだろうから、もうちょっと突っ込んで書くと、距離感を考えて付き合うタイプといいますかね。まず心に扉付きの壁があり、ちょこちょこっとその扉から本心を出して反応を見て、壁の分厚さを増減させるといいますか……。いや、バカだから「もう大丈夫でぃヘヘン」とか思って扉を開いたら、相手強盗でしたみたいなパターンもあるんですが(ぉぃ 人間誰しも心に多面性があると思います。家族に見せる面、恋人に見せる面、友達に見せる面、目上に見せる面、目下に見せる面、ライバルに見せる面、自分にしか見せない面、ペットに見せる面、様々あると思いますが、誰でもそういう多面性はあるでしょう。その多面性の中に、本当の自分があると思います。私が間合い無視の人を苦手なのは、その多面性も無視して、一気に中身を見ようとするからなんです。はぁ……困った。 ま、気を取り直して、日記に。 金曜日の事になりますが、ビニメタさんと梅田にお買い物へ。 パソコン強化のために、DVD±R/RWドライブを買いに行きました。ヨドバシでは「牛追い祭り」と称して、バッファロー社製品は何でも20%ポイント還元というオイシイキャンペーンを実施中だと聞きつけ、牛製品を買いに行ったわけですよ。まあ余裕で売り切れてたんですが。泣く泣く、I-O DATE社の同じ値段の品を購入したわけですが、ポイントにすると1000円以上差がついたんだよなぁ。 ま、そんなこんなでドライブとメディアを買い、呑気にPS2のコントローラー等買って、次の店へ行く途中、「悠迦氏の送別会」という単語が飛び出してビックリ。 氏のサイトを九日から見てなかったんですが、丁度十日に大阪撤退の報が載せられたらしいのです。 前からそんな話は聞いてましたが、こんな早くに大阪から去るとは思っていなかったので、かなりビックリしました。うわ〜まだ一度も遊びに行ってないよ……(今どこかで「来るな」と言われた気が)。 寂しくなるなぁ――と思ったんですが、よく考えれば今の時点で数ヶ月会ってないな(ぉぃ でも、ネットではほぼ一日置きくらいでMSNメッセンジャーを使ってダベってたり。大阪から出てもネットは繋げれるとの事なので、その辺は今と変わらないのかな? どうせどこへ逃げようとも、講師殿が一言「来い」と言えば、たとえ北海道からでも舞い戻らなければいけないだろうから、一年に数回は会う事もあろうて(マテ あー、また小説のダメ出しして欲しかったんだが……郵送かぁ(マテ2 しかし、散々金使った後に言われても、既に財布は冬将軍到来。翌日には忘年会を控え、20、21、24と既に予定が入っているのでこれ以上使えない。こりゃあ送別会で何も食わない羽目になるなぁと思いながら、本屋で本購入(マテ3 まあ家帰ってから、ずっと前にビニメタ氏にプリンタを譲るという話をしてた事を思い出し、プリンタと私のお古のDVDドライブを譲る事で何とか飲み代捻出(マテ4 ヨドバシといえば、ポイントでフロントミッションフォースの購入が可能となりました♪ わほーい♪と喜んでたんですが、ふと気付くと、フロントミッションヒストリーの存在を忘却していました。 フロントミッションヒストリー、知らない人も多そうなので説明しましょう。 PSソフト「フロントミッション ザ・ファースト」、「フロントミッションサード」を専用ピクチャーレーベルにし、更にPSソフト「フロントミッションセカンド」に簡易戦闘モードを追加した物を同梱し、おまけにヴァンツァー(FMで出てくる兵器)のフィギュアを三体同梱した特別ボックスです。値段は9800円で20000個限定生産というもの。 まあ10月にFMザ・ファーストを買ったばかりな上、私はSFのFM1とガンハザード、PSのFM2とFM3、WSCのFM1も現存しているので(シリーズではFMオルタナティブ。同スタッフ作品ではブルーウィングブリッツ以外は全て持っている)、今更買うのもなぁと躊躇しています。 でも、今気になっているのはヴァンツァーのフィギュア。「三体もついてくるってことは、どうせボトルキャップフィギュアみたいなのだろ」と踏んでいたんですが、大きさこそそんな感じなくせに、可動するわパーツ換装可能だわと凄い様子。 来年から「フロントミッション トレーディングアーツ」という名でシリーズ化が決定しているそうですが、ゼニス・フロスト・インダスの三機はこのヒストリーに同梱された物は出ないとの事。それは同武装では出ないということなのか、同カラーでは出ないという事なのか、まさかその金型自体をもう使わないという事なのか、かなり気になります。 てか、新作出す一週間前に三本セットなんぞ出すなっ!(泣) 買いませんよ。むしろ買えませんよ……。 参考ULR…フロントミッション トレーディングアーツ、フロントミッションヒストリー アラニアなんですが、1シーンまるまる削るか否かで迷ったまま進行してません。一話あたりの枚数が増えすぎるので削りたいんですが、流石に13枚分削ると詰め込んでいたエピソードが薄れるんですよね。むぅ……。 つうか応募作品はどうしたコラと怒られそうですが、そっちはそっちで思案しては止まり、止まっては悩みの繰り返しで動いてません。スランプ? とりあえず、アラニアの完成が12月中盤つうのはムリになりました。ごめんなさい。 なんとか年内にカタつけたいなぁと思いながらも、薄っすらと「そういや昔は大晦日に更新したなぁ」とか考えてるのはヒミツです。 ホント、スランプは突然やってくるなぁ…… |
12/19/03 金曜日 曇り |
SOUND | BOOK |
なし | なし |
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更新箇所 なし |
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悠迦氏が大阪から去るという事で、学友諸兄や講師殿と送別会を開く。 借りていた本を少し折ってしまったので、弁償しようと本屋を探したが見つからず。申し訳ないと思いながら返したが、居酒屋から出る際に売ってもらうことになった。他の人からも本やCDを返して貰っていたが、カバンを持っていなかったので、どうやって持って帰るのか疑問だったのだが、こういう解決法があったとは(笑) いい感じの本だったのでちょっと嬉しかったり。 ここで締め切りまで日がない、BOSSことフリー カラオケボックスに場所を移す。こっからは謎の箇条書きで。 ・トラブる。 ・どうも軋みだしたな……。 ・俺は甘いのかもしれない。 ・ガキだなぁ。 ・ラストチャンス 朝を迎える。 七人で入ったボックスを、六人で出る。 六時間で全員が歌った曲数の合計も、六曲。 後味の悪い送別会となってしまった。悠迦氏には本当に悪い事したなぁ……。いや、我々はどのみち送別も何も、講師殿に召喚されたら他府県からでも駆けつけなきゃダメなので、形式だけということで(マテ ということで、来年もヨロシク(ぇ>悠迦氏 家に帰る。 酷く冷える。 風呂に一時間入り、部屋を片付ける。 十一時、来客。 明日に続く。 |
12/20、21/03 土、日曜日 雪のち曇り、曇り |
SOUND | BOOK |
なし | なし |
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更新箇所 なし |
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高校時代の友人らと、地元の友人らで集まる。 毎年恒例の年末の集いである。 半年以上も前からの約束も片付けれる一石二鳥のイベントだ。 問題は、私が寝ていないという事か。 昨日は昼頃から家を出て、帰ってきたのは今日の朝、寝てないも何も体力さえない。 途中、何度かダウンしかけながら、無事乗り切る。 夜になり、地元の友人らが帰る。 高校時代の友人らは泊まることに。 深夜までTVを見たり喋ったりして、楽しく過ごす。久しぶりの感覚である。 途中、ダウンしそうになったので風呂に入ろうと部屋を出る。 風呂で意識を失い、気がつけば二時間ほど経っていた。 部屋に戻ろうとすると電気が消えていたので、友人を起こすのも悪いと、台所で朝食をとろうとする。 昨夜、父の客に出したと思われるピザの残り物を発見し、スウィートコーンと一緒に過熱する。 早朝のTVを見ながらコーンを食ったあたりで記憶が途切れる。 目覚めると、台所の椅子で寝ていた。夜は明けている。 昼、昨日帰った友人も合流して遊ぶ。 また来年も遊ぼうと、今年の年末の集いは幕を閉じる。 |
12/22/03 月曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
なし | なし |
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更新箇所 19〜21の日記 |
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目が覚めると11時40分だった。今日は歯医者と太極拳の日。ちなみに歯医者は12時から。 歯医者まで急いでも13分はかかる。用意をして歯を磨いてでは間に合わない。しかし、歯を磨かずに歯医者へ行くほど神経は太くない。磨く。 財布を見る。200円しかない。ここ数日でサイフの中身は一気に冷え、一足先に真冬を迎えたようだ。仕方がないので郵便局におろしに行く。案の定、歯医者には遅刻した。 まだ体調は悪く、しかも風邪は悪化した。そんな状態で太極拳に耐えれるか心配だったが、なんとか乗り切る。 家に帰り、フロントミッションフォースをプレイする。 面白い。 ここ数日は、こんな感じ。 |
12/28/03 日曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
なし | なし |
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更新箇所 なんでもレビュー:ゲームに「フロントミッションフォース」を追加。 |
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FM4を昨日クリア。詳細はなんでもレビューにて。 24日の事になりますが、ラストサムライを観て来ました。 いい映画でした。 私の趣味だけで言うなら「最高!」の一言に尽きますが、冷静な目で見ればツッコミどころも多々。 侍大好きで忍者大好きな友人のツッコミと合わせて、後でちょちょいと列挙します。 ストーリーとしては、南北戦争で英雄と呼ばれた退役軍人、ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)が日本でサムライする話(端折りすぎ)。 序盤だけちょろっと書きましょう。 ネイサンは南北戦争で無抵抗のインディアンなどを虐殺した事などで、誇りを失い、心が荒み、アルコール漬けの毎日を送っていた。そんな彼に、軍隊時代の旧友が仕事を持ちかけてくる。それは、日本に来て軍事指導をしてくれという明治政府からの依頼だった。破格の条件でネイサンはそれを引き受け、日本へと渡る。そこで彼は、近代式の軍隊の訓練を請け負う。ある日、彼の耳にある侍の話が入ってくる。勝元(渡辺健)という侍が未だに明治政府に歯向かい、鉄道を襲ったという話だ。ネイサンの上司は、勝元は銃や大砲などの飛び道具を使わず、未だに刀と弓だけで戦う、時代遅れな蛮族だと言う。しかしネイサンは、その時代に逆らう、滅び行くサムライに興味を持つ。そして、ネイサンに勝元討伐の命令が下される。まだまだ未熟な、戦場に出るには早すぎる軍隊を率いて討伐に赴く一行。ネイサンら、司令官にあたる人々は一定の所で引き返そうとするが、ネイサンは未熟な軍隊を放っておかず、前線にて指揮を取る。そこに現れた侍の一団に襲われ、ネイサンは捕らえられてしまう。そして彼は侍達の村に連れて行かれ―― といった感じで話は始まります。本当に序盤なんですが、この時点でかなりドラマがてんこ盛りになってます。 もう、ホントに良い出来の時代劇(笑) 考証もしっかりしており、間違った文化もほぼなし。今の日本人より日本に詳しい人が作ってるんじゃないかと思うほど。 話自体が、日本人好みで、日本以外どこの国で収益を取るつもりかと、余計な心配をしたくなる。 また、日本人俳優がとても適役で、これまたよく見つけたと思うほど役にピッタリはまり込んでいる。 よく評論などで「渡辺健が主役を食っている」とか「トム・クルーズが脇に控える演技をしている」とか言われてますが、確かにその通りでした。 また、洋画なのに英語がほとんど出てこない。 英語を喋るキャラは米人キャラ以外には、ネイサンを日本に呼んだ大村という権力者と、侍大将である勝元(渡辺健)ぐらいのもので、他には勝元の息子や天皇がたどたどしく喋る程度。日本語のセリフに、英語の字幕が出続けるという不思議な洋画(笑) ストーリーの造り自体は、実はそう凄いものではなく、よくあるお話。誰しも一度はマンガなりアニメなり小説なり映画なりで見たことがあるだろうというような、本当によくある話。しかし演出の仕方や、話の持って行き方、何よりもキャラクターの生き様が格好よくて、それだけで名作に昇華していると思う。キャラそれぞれのサブプロットが気になる、いい造りだったと思います。 先ほどの適役というものに戻りますが、渡辺健は本当に格好良い。これぞ侍という貫禄を持っています。時代劇に出てるとつい真田雪村と言いかけてしまう、真田広之も良い感じで、一切英語を喋らず、排他的な武士を好演しています。 しかしそれ以上に、こういった主役級や準主役級以外の脇役達がとても良い。この人達がいい味を出し、それっぽさを演出しています。劇中でボブと勝手に呼ばれてしまう寡黙な老人がいるんですが、この方が伝説の「世界一の斬られ役」と呼ばれる役者さんだそうです。観終わってから知ったんですが、とても納得してしまいました。ちなみに、劇中でまったく喋らないキャラのため、役名も「寡黙なサムライ」となっています。彼が言葉を発するシーンは恐らく一度、それゆえに、かなり感動を誘います。 もう見事なまでに日本万歳、侍最高な話でした。途中何度か「泣いてたまるかぁぁっ!」と無意味に耐える事もしばしば。 この映画でトム・クルーズの好感度も一気にアップです。兎に角、彼の役も演技も殺陣も、全てが良い感じでした。特に殺陣は「外人がここまで!?」と驚くほどの見事なものでした。 観ようかどうしようか迷っている方がいましたら、是非観に行ってほしいと思います。 んで、褒めた後は粗探しね(ぉぃ 時代考証がかなり詳しく行われていますが、やはり粗もあるわけで……。 まず、最初に明治初期の横浜の町が出るんですが、電線があるんですよね。そりゃあ旧式のものなんですが、実は作中時間より10年経たないと、日本に民間用の電線は出来ないはず。あの時代、二年で鉄道を引いたりして、発展の仕方が今の常識とは比べ物にならないので、10年はイタイかと。 次に、未熟な近代兵と勝元の侍隊が最初に遭遇するシーン。森なんですけど、日本の森(それも関東)に、あれほど大量の蘇鉄は生えていないかと。ニュージーランドロケで撮ったのかな? 後は、勝元達の設定ですね。甲冑も戦法も、全てが戦国時代なんですわ。明治時代に、あそこまで完璧な鎧兜を持っている武者の一団は残っていないかと。まあ、それは勝元達が「祖先の守ってきた地を守り続ける」として、祖先の鎧を受け継いで大事にして来たという設定が(少なくとも美術監督の中には)あるようなので、OKかも。でも、山奥の村にあるにしてはデカ過ぎる寺と、同じくデカくて派手な仏像は……ねぇ。というか、勝元自体が先祖代々900年前からこの地を守ってきた侍という設定なんで仕方ないんですけど、900年はスケールがデカイ(苦笑) しかし! この映画はそういう事を気にしない映画です。てか、見てる間はあんまり気になりません。終わってから「あれ?」という点はあるでしょうが。 でもこの粗探しで見つかった点を考えてみて気付いたのは、日本の時代劇よりも時代考証的な粗や設定的な粗が少ないという事実でした。やるなぁ……。 殺陣もそうなんですが、戦うシーンで驚くような所も多かったです。 時代劇のような殺陣ではなく、刀の使い方と体術を自然に組み合わせた、リアルな殺陣なんですよね。木刀同士で打ち合っている途中、肉弾戦に持ち込もうとしたら、相手が速攻で関節を決めて組み伏せるシーンなどもあり、これの指導をした人は「戦場で刀が使えない際の体術として柔術が生まれ、そこから柔道になって行った」という事を理解して作っているのではないかと感じました。 二刀流で戦うシーンもありますが、その際にもマンガや映画的な演出ではなく、乱戦の最中に、多方からの敵に対応するために気付けばもう一本刀を使っていたというような、凄く自然な流れで、使い方もそれっぽかったです。 忍びが出てくるシーンなどもありましたが、手甲に鉤爪が付いてる事に「ん?」と思った程度で、高い場所への飛び移り方も素早くリアルにさり気なく見せてあり、持っている刀もちゃんと忍者刀。顔も黒く塗ってあったりと、本当によく調べているなぁと感心しました。 ここまで日本を調べて映画を作ってくれたという、それだけでも感動します(笑) よく見りゃ、脚本ってアイ・アム・サムの脚本家とグラディエーターの脚本家が二人で作ってるみたいだわ。なるほど、私のツボに入るはず(笑) 日本人スタッフも尽力したみたいですね。渡辺健は監督と衝突しそうになっても、手紙を書いてうまくケンカを避けていたという話がありますし、真田広之も(作中では英語を喋らないが、本当は喋れるので)役を越えて、小道具や衣装、わびさびなどを向こうの人に指導していたそうです。トム・クルーズ自身も侍を演じるためにかなり勉強し、長期に渡って修行をしたらしく、「なるほど、だからか」と納得できるような見事な演技を見せてくれました。 三時間近い、長い映画なので、「長い」「間延びしている」等言われてますが、日本的な静と動を取り込んでいるから長くなるのだと思って、のんびり構えて見ていただきたい。 賛否分かれるとは思うけど、私は、とても好きな映画でした。 んで、一昨日みた「模倣犯」はどこで面白いと感じたらいいのか解りませんでした。 面白いと感じた方、どう楽しんだらいいのか教えてください。いや、マジで。ヒットしたからには、私のような奴は少数派だと思うので……。 |
12/31/03 水曜日 晴れ |
SOUND | BOOK |
なし | いとうせいこう [解体屋外伝] |
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更新箇所 TheAraniaStory:第四話「若き英雄の帰還と、少年の決意」を追加。 なお、これまでの全ての話にも新体裁「横書き(文字・大)」を追加しました。 ALIVE特設 |
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実はすでに年は明けちゃってますが、気にしないで年内最終更新(ぉぃ アラニアの第四話、何とか書けました。 色々とトラブル続きで、書ける精神状態じゃなかった時もありますが、ホント何とかって感じです。 今回は、結構頼りの姉校正が入っていないんですが、自分では試行錯誤しながらもGOサインを出しました。 後一話で偽章も完結です。 今回の第四話では、タイトルが先に決まっていた分、タイトルと本文の兼ね合いが枚数的に厳しかったです。なので、いつもよりは少し多い69〜70枚くらいになっているはずです。 校正としては、HTMLでの横書きの読みチェック→一太郎での縦書きの読みチェック→印刷して、声に出しての読みチェックという行程です。誤字は極力減らせたと思いますし、現時点での修正はほぼ出来たと思っています。 取り急ぎバージョンとなってしまった感は否めませんが、できるだけ焦らず、ゆっくりきっちりチェックしたので、ご一読あれ。 …………これで年明けて見直したら「うわ!」とかなって急遽修正いれたらバカだよなぁ。 今回から、縦書き横書きの二つではなく、縦書き・横書き(文字小さい=今までのサイズ)・横書き(文字大きい&明朝)の三バージョンでお送りします。 さて、最後になったうえ、冒頭で書いたとおり既に年も変わっちゃってますが、2003年を振り返りまして、色々複雑な一年だったなぁと思います。 私がご迷惑をおかけした方々、お世話になった方々、どうも一年すみませんでした。来年もこんな感じだとは思いますが、またよろしくお願いします。 それでは、よいお年を。 |