アラニアの単位は、我々の使う単位とは違いますが、感覚的には99%同じです。 時間の単位
解りにくい読み方でごめんなさい。 これは、創世の伝説に由来します。 《始まりの鳥》が創造した順番ですね。 一年は12ヶ月ですが、ひと月は30日ですので、一年は360日です。 つまり、アラニアで72歳の老人は、我々の世界の73歳の老人です。微妙な違いですか? 一日は24時間ですが、その呼び方も違います。
「後土獅子」とかは長い上に言いにくいので「後土」だの「後獅子」だのと呼ばれることが多いです。 刻の読み方はトキでもコクでもどちらでも構いません。今この時点では特に定めるつもりはありませんので。 距離の単位
距離についてはこんな感じです。 現時点ではミリやキロ以上の単位を必要としないため、まったく考えておりません。 また、セルやメルというのも、我々が使うメートルやキロをそのまま出すと、そこに引っかかる人もいると思うので(私がそのタイプなので)、とってつけた名前です。 本当はとってつける事は本意ではないんですけど、一応理由もあります。 その理由とは―― 1.まったく独自の単位にすると、我々が海外の小説を読むときに2フィートと書かれても、想像しにくい(フィートがどのくらいか解る人でも、メートルからフィートに変換するというワンクッションを入れて想像している)ように、小説の中の世界から現実に引き戻されてしまう。 2.凝った名前をつけたり、上位単位への繰り上がるポイントを変えたりすると、混乱を招き、やはり覚えにくく小説の流れを断ってしまう。 この2点から、あえて単純で想像しやすい名前にしました。 代案のある方は是非是非ご教授ください。いや、マジで。 |