合成講座 中級編

必要合計合成強度表を見よう アイテム合成強度表を見よう ポイント:合成強度の変動 その他の表を見よう

中級編の対象
 ・初級編の内容を理解したのでステップアップしたい人
 ・既に自力で何となく合成出来ているけど、合成表の見方はよく解らないという人

中級編の目的
 ・「初心者→普通に合成を行える中級者」へのステップアップ

必要合計合成強度表を見よう

・まず覚えるべき用語は「合成強度」
 全てのアイテムは結果上には表示されない「合成強度」と呼ばれる数字を持っています。
 合成強度自体は、老舗の解析サイト「隠された手紙」さん(現在閉鎖)が元祖&本家の合成調査を始めた際に使っていた用語で、手紙さんが休止中に調査を始めた私もその用語やデータを使わせて頂いています。
 合成強度は非公式ながら一般化した用語で、略して強度と呼ばれる事もあります。
 しかしながら、装備の強さの数字の事を強度と呼ぶ人もいるので混同しないために気を付ける必要があります。なお、装備の強さの数字は偽島の公式な用語では「強さ」であって「強度」ではありません。

 この合成強度の数字次第で、合成で完成するアイテムが変化します。
 結果上には表示されないのに、どうやってその数字を調べれば良いのか、そのためのサイトがここです。


・合成は足し算
 「必要合計合成強度表」、漢字が連なった長い名前の表があります。
 これが何なのかと言うと、「生産技能『合成』を用いて2つのアイテムを混ぜた際に、どんなアイテムに変化するのか」、「2つのアイテムの合成強度の合計がいくつなら、どのアイテムになるのか」というのを調べる為の表です。
 このアイテムを作るには"合成強度"が"合計"でいくつ"必要"なのかを見る"表"、これを合わせて"必要合計合成強度表"です。名前を付けた時にノリで「漢字ずらーっと並べた名前にしよう」とか考えたのが長ったらしい名前の理由です。見ている貴方も鬱陶しいかも知れませんが、恐らく偽島で一番この文字列を打ち込む私自身の方が多分もっと鬱陶しいなと思っている、そんなちょっと後悔している名前です。

 その必要合計合成強度表の見方と用語をここで説明します。

必要合計合成強度表
確定範囲 予想範囲 アイテム名前 最低Lv
[確定]
補足&付加(最低成功Lv※) 材料
強さ
合成
強度
武器 魔石 防具 装飾
0〜1 「0〜1」2 どうしようもない物体 [2] 攻撃0(30) 攻撃0(30) 防御0(30) 防御0(30) 1 1
2〜6 「2〜6」5 [3]
17〜22 「17〜22」6 赤い枝 5 物攻1(8) 魔攻1(8) 体力1(8) 体力1(8) 8 5

「必要合計合成強度表」
 合成アイテムを作る際に、合成に用いる2つのアイテムの合成強度の合計値がどのくらいならどのアイテムになるのかというのを調べる為の表です。

「確定範囲」と「予想範囲」
 必要合計合成強度の範囲、長いので略して必要強度とも呼びます。
 例えば赤い枝を作りたい場合、2つのアイテムの合成強度が17〜22の範囲に収まるようにして合成します。
 確定範囲は、数々のデータを照らし合わせて「この合計値だと間違い無くこのアイテムになる」と判断できた数字を載せています。
 確定範囲に書いてある合計値に納めたはずなのにアイテムが出来なかった場合は私まで苦情と報告をお寄せください。

 予想範囲は、まだ確定を出せるほどのデータが揃っていないけれども、現時点で判明しているデータを見て、私がこれまで蓄積してきた経験と勘で「たぶんこの範囲なら出来るんじゃないかな」という予想をしたものです。
 また、赤い枝ですと「17〜22」6と書いてありますが、このカギ括弧と6は管理用の指標のようなものです。
 一応意味を説明しますと、カギ括弧は「調査完了」を意味します。そのあとに付いている6は、確定した範囲の数――赤い枝だと17、18、19、20、21、22の6つ――です。予想範囲の推察材料の1つです。

「アイテム名前」
 作りたい合成アイテムの名前です。

「最低Lv[確定]」
 そのアイテムを作るために必要な合成Lv(強制合成で作るならば必要な強制合成Lv)の最低値です。
 必要Lvが確定しているものは[8]といった形で括弧が付いています。
 括弧が付いていない物に関しては、表記されているLvよりも低い合成Lvで成功する可能性もあります。あくまでも確認されている中での一番低い成功Lvを表記していますので、毎更新(私が気付いた限りは)変動します。
 また最低Lvの下に×が書かれている事があります。例「8 ×6」、これは最低成功Lvは8、最高失敗Lvは6なので、Lv7か8が必要Lvですよという事です。

「補足&付加」
 文字通りの補足説明と、その合成アイテムで付けられる付加の簡易一覧です。正確な一覧は専門のサイトをご利用ください。

「材料強さ」と「合成強度」
 その合成アイテムの強さと、合成強度です。合成強度は「アイテム合成強度表」にも記載しているため、ついついこちらは管理人の怠慢で表記を忘れがちなので気付いたらご指摘ください。

※ちょっとややこしい「どうしようもない物体」の表記について
 どうしようもない物体は、合計強度が0か1の時だけLv2で成功する事例が確認されています。
 これは、説明すると長い&ややこしい&検証が難しいので、「何か変な事例があるらしい」ぐらいに思って下さい。説明すると中級編の範疇からはみ出しますので。


アイテム合成強度表を見よう

 両端の赤いバーに書かれた数字が「合成強度」です。
 合成に使いたい2つのアイテムをこの中から探して、それぞれの合成強度を調べます。その2つのアイテムの合成強度を足したもの、つまり合計合成強度を先程の「必要合計合成強度表」から探して、どの合成アイテムになるかを調べてご利用ください。なお合計合成強度は長いので「合計強度」と略す事が多いです。
 例:桜と駄石を合成したい→桜を表から探すと合成強度「10」の行に載っていたので強度10と判明→駄石を表から探すと合成強度「5」の行に載っていたので強度5と判明→10+5で合計合成強度が15になる→必要合計合成強度表を見るとおにく20の確定範囲が「12〜16」と書いてあった→つまり桜(強度10)と駄石(強度5)を合成するとおにく20になる。

 作りたい合成アイテムが決まっている場合は、「必要合計合成強度表」に書かれたそのアイテムの必要強度から逆算をして下さい。
 例:プニプニ枝を作りたい→プニプニ枝の必要強度は40〜45→手持ち材料は方解石(合成強度18)、公孫樹(合成強度19)、葵(合成強度21)、月桂樹(合成強度29)の4つ→月桂樹を使う場合、もう片方のアイテムは合成強度11〜16以内じゃないとプニプニ枝の必要強度の範囲を越えてしまうが、残る3つのアイテムはどれもオーバーしているので月桂樹は候補から消える→葵を使う場合は合成強度19〜24のアイテムと混ぜなければいけない→方解石だと合計39なのでプニプニ枝に届かず黒い宝石になってしまうので、公孫樹と混ぜて合計40丁度でプニプニ枝の完成

 なお、表には「植物」や「鉱物」といった分類もあります。が、この分類は結構適当と言いますか、偽島のアイテムに不思議な物が多すぎて分類が難しいため、結構適当です。あくまでも探す際の目安にして下さい。
 禍々しい韮のようなものだと「韮だと植物だけど、韮のようなものって事は韮じゃないのか」となりますし、まともな物ですと石版は「石板」ですと板状の石とも解釈できるので鉱物に振り分けるのですが、「石版」ですと石版石を加工して作った文字を書くための板という意味になってしまうため、人の手が入った加工品ということで分類をその他に振り分けています。
 また、「食材」と「料理」に関してのみ、確定したデータしか載せていません。これは食材と料理は毎更新強さが変わるので未確定状態をリストに載せると凄い量になってしまうためです。


ポイント:合成強度の変動

 詳しい事は上級編で書きますが、中級者を目指すにあたり避けて通れないのが「合成強度が変化する事例が存在する」という事でしょう。
 代表的なものが、食材や料理です。
 食材と料理はアイテムの「強さ」が1更新ごとに劣化していきますが、その「強さ」の数字に応じて合成強度も劣化していきます。
 実は材料を装備に作りかえても合成強度は変化するのですが、これらは上級編で触れる「本来強度」という仮説に関係します。詳しい説明は省きますが、「全ての材料、食材、消耗品、イベントアイテムには『元々の合成強度』と『強さによる合成強度ボーナス』が存在する」という仮説です。興味があれば上級編も併せてお読みください。

 ともかく、覚えておいた方が良いのは簡単な1つのポイントです。
・アイテムの「強さ」が変化すると、「合成強度」も変化する事がある

 強さが変化する事例も挙げておきましょう。
・元が「材料」の場合
 1.材料を装備にした時(以下、装備化と呼ぶ)
 2.装備化した物をベースに別の装備と混ぜて(装備合成して)強さを変動させた時
 3.装備化した物を上位技能「武器強化」や「魔石強化」で強化し、強さを変動させた時
 4.材料が「使用する事で『強さ』が減少し、1更新特殊な効果を与えるアイテム」である場合の使用時
 5.上記4のような特殊効果を持つ材料を装備化し、その装備を使用した時(装備化しても使用時効果は残る)

・元が「食材」の場合
 1.「食材」を料理や上位技能による上位料理へと変化させた時
 2.食材や料理が毎更新(処理No.4600のタイミングで)劣化した時
 ※上位技能「保存食」で作られる上位料理種別「保食」の場合のみ、劣化は発生しません。

・元が「消耗」の場合
 1.アイテムを使用した時(なお、ほとんどの消耗品は使用可能な最大数が元々少ないため、使用しても合成強度の劣化までは起こらないと考えて差し支え有りません)

 また、アイテムの強さが少しでも変わると必ず合成強度が変化するというわけでは有りませんのでご注意ください。
 この合成強度の変動を覚えておくと、「手持ちアイテムの組み合わせで、この合成アイテムを作りたいけれども、あとほんの少し合成強度が足りない」という時に装備化や料理にして「強さ」を引き上げて合成強度を強化して無理矢理必要強度に届かせるといった応用が可能です。


その他の表を見よう

 合成まとめにはこれ以外にもいくつかの表があります。
 「食材劣化表」、「調査中の食材/料理表」、「同名アイテム一覧」などがそうです。

 「食材劣化表」は、先述の通り毎更新劣化する食材の劣化の仕方を書いています。
 入手当日の「強さ」と「強度」から、どういう変化をしていくかをこれで見てあらかじめ調べてください。見切り合成などに便利です。

 「調査中の食材/料理表」は現在試作中です。永遠の試作中です。毎更新ごとの更新項目が増えすぎるので、自発的に調査をしようという人が使える程度のレベルで留めています。
 内容としましては、食材/料理は確定しているものしか「アイテム合成強度表」には掲載していませんが、その掲載していない未確定分の一部を載せています。
 私個人が調査する場合は手元の調査メモで事足りるので、これはあくまでも自発的に調査をしたり、未確定部分の強度を自分で「おそらくこの強度だ!」と決め打ちで合成出来る人向けの参考用データです。

 「同名アイテム一覧」は、偽島にはまったく同じ名前でも違うアイテムというのが存在するために作ったリストです。
 そういったアイテムは合成強度やどの付加が出るかで、どちらのアイテムかを判断して使用します。

文責:「英雄の故郷」管理人、Crymson
3期偽島:ENo.987 シュライク・ゼイナード
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